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李登輝・元総統、日本の安倍首相と対面

  • 23 July, 2015
  • Editor
李登輝・元総統、日本の安倍首相と対面
安倍首相との対面は「ノーコメント」

訪日中の李登輝・元総統が日本の安倍首相と対面した。日本の一部メディアは23日、安倍首相が同日午前、李登輝・元総統が滞在する東京都内のホテルを訪ね、面会したと報じた。自民党議員が取材に対して李・元総統と安倍首相の対面を認め、李登輝・元総統もこれを認めた。中華民国の元総統と日本の現職の総理大臣が会談することは異例で、中国大陸を刺激する可能性が指摘されている。

李登輝・元総統はその後、外国人特派員協会で記者会見を開いたが、その際、安倍首相との面会については、「ノーコメント」と答えている。

また、李登輝・元総統は22日には東京都内の国会議員会館で講演し、出席した議員らと交流した。李登輝・元総統は22日午後、国会議員会館で「台湾のパラダイムの変遷」と題して講演。会場には衆参の国会議員が多数出席し、講演後、李登輝元総統は質問に答えた。

講演会の司会を務めた、安倍晋三首相の実弟の岸信夫衆議院議員は、「5月に訪問団とともに台湾を訪れ、李登輝・元総統に面会した際、日本訪問を招請した。その結果、7月に訪日が実現した」と述べた。岸議員は、講演会では4人の国会議員が質問したものの、内容についてはコメントしないとしている。一方、李登輝・元総統は質問に対する答えで、安倍政権が進める「アベノミクス」や安全保障関連法制を支持する考えを示したという。

民主党の元代表である前原誠司衆議院議員は、李登輝・元総統はすでに92歳であるにもかかわらず元気一杯で、流暢な日本語で考えを述べていて、深く感動したと語った。

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