アメリカ国防総省内の日刊紙、米軍準機関誌「星条旗新聞 (Stars and Stripes)」は、台湾や南シナ海で有事が発生した場合に備え、アメリカ、フィリピン、オーストラリア軍の部隊が5日、台湾の南方にあるフィリピンの島しょ部で合同演習を実施したと報じました。
報道によりますと、アメリカのハワイ州に駐屯する米陸軍第25歩兵師団(25th Infantry Division)の76人の要員が、オーストラリアの兵士10数人とともに5日午前、フィリピンと台湾の間のルソン海峡(Luzon Strait)のカラヤン島(Calayan Island)に集結しました。
彼らはUH-60ブラックホーク(Black Hawk)やCH-47チヌーク(Chinook)といった米陸軍第25戦闘航空旅団のヘリコプターに分乗して北に飛行し、台湾の南約200キロ離れたフィリピンのバタン島に向かったということです。
(編集:許芳瑋/本村大資)