台湾国際放送の運営母体である、中央放送局が現地時間の4日、ドイツのベルリンでリスナーの集いを開催。中央放送局(Rti)の頼秀如・董事長率いる代表団が現地のリスナーと交流を行いました。リスナーの集いでは現地リスナーが台湾への関心と支持を表明するとともに、多くの人が積極的に発言。今後もRtiのヨーロッパ向けの短波放送継続への期待が寄せられました。
これに対し頼・董事長は、ウクライナとロシアの戦争が勃発した後、短波放送の番組は妨害されることなく対象地域に届き、その優位性を十分に証明することができた。Rtiは短波放送を停止する考えはないが、限られた資源の下で、総合的な検討を余儀なくされる恐れもあるとし、リスナーに向けて、意思決定機関が短波に有利な決定を下せるよう、どんどんメッセージや受信報告をRtiに寄せて欲しいと呼びかけました。
(編集:本村大資/許芳瑋)