艦艇の国産化がさらに一歩前進しました。日本の海上保安庁に相当する「海洋委員会海巡署」は28日、国産の600トン級の安平級巡視船の3艘目となる「淡水艦」の引き渡し式と、4艘目となる「旗津艦」の命名・進水式を行いました。
「淡水艦」は、海軍の沱江級コルベット「沱江艦」をベースにして改良されたもので、ビューフォート風力階級9までの強風を耐えられ、最高速力は44ノット(81.5km/h)です。最大放水射程120メートルの高圧放水銃が増設されています。
なお、「旗津艦」は将来、南部地区機動海巡隊に配備され、南方海域の巡視業務を担い、台湾の海域を守るということです。