衛生福利部疾病管制署(台湾CDC)の統計では、今年台湾で感染が確認されたデング熱の症例は4月29日まで、累計で163例に達し、過去8年同期で最多となりました。内訳を見ますと、南部・高雄市で134例、台南市で19例、屏東県で9例、嘉義県で1例です。そのうち、重症患者は2例です。
疾病管制署の曽淑慧・スポークスマンは1日、その原因は昨年と関係がある。ここ数日の高温の影響も受けていると説明、今年の感染状況に対して楽観的な見方を示したものの、早急にコントロールする必要性を指摘しました。
なお、昨年2023年、台湾におけるデング熱の感染例は累計で2万6000例でした。
(編集:王淑卿/本村大資)