24日、台湾では新型コロナウイルスによる死者が1人増えました。フィリピンから帰国した70代の本国人男性です。感染者番号1094(累計感染者数1094人目)のこの男性は、長年フィリピンに居住しており、8日に帰国、飛行機の搭乗日から遡って3営業日前の核酸検査の陰性証明を持っています。入国後、隔離施設の一つである「防疫旅館」に入り、隔離生活を送っていました。19日、食欲不振などで衛生機関の手配で病院を受診しましたが、発熱や呼吸器の不調などの症状はないため、核酸検査を受けずに、隔離施設に戻りました。21日、遺体で見つかりました。24日、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
感染者番号1094の男性は、新型コロナへの感染のため、台湾の隔離施設で亡くなった初めての感染例となりました。
関連ニュース
https://jp.rti.org.tw/news/view/id/93558
新型コロナウイルスの台湾での域内感染、23日に1人発表
https://jp.rti.org.tw/news/view/id/93559
中華航空の操縦士、もう1人新型コロナに感染