![コロナ沈静化も、台湾でマスク習慣化](https://jp-static.rti.org.tw/assets/thumbnails/2020/06/07/20200607000078M.jpg)
新型コロナウイルスの沈静化に伴い、台湾の新型コロナウイルス対策本部、中央感染状況指揮センターは7日から、感染防止対策として設けていた各種の制限の多くを解除しました。台北メトロ、台湾鉄道、台湾高速鉄道など公共交通機関では、入場時は体温測定やマスクの着用は必要ですが、乗車する時、室内1.5メートルの社会的距離を確保できれば、マスクの着用が不要となりました。制限が解除されて翌日、台北メトロの車内では、なおマスクを付けている人がよく見かけられます。
利用者は「もう慣れたから」と話しました。
台北駅一階のコンコースでの座り込みも解禁となりました。
コンコースの床に座っている男性は「列車を待つ間にやることがないから、座るところがあってよかった」と話しました。
マスクの着用が不要になっても、マスクを持ち歩いて、デパートなど混雑場所でつけるという人もいます。
新型コロナウイルスの感染予防に役立つとされる、マスク着用がもう台湾に定着しているようです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)