Rti 台湾国際放送 
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今日ご紹介するキーワードは「超台新歡」。
日本はゴールデンウィーク真っただ中ですね。円安は気になるところではありますが、この連休を利用して海外旅行に出かけている人も少ないくないのではないでしょうか。台湾でも日本人観光客の姿をいつもより多く見かけます。
そして、旅行に出かけたら忘れてはならないのが“お土産”ですよね。
友達へ、家族へ、そして自分用に、その土地ならではの特産品やお菓子などを買って帰る人が多いと思いますが、台湾で買って帰りたいものと言えば皆さんは何を思い浮かべますか？台湾茶？パイナップルケーキ？？いえいえ、それが最近、今日のキーワード「超台新歡」が登場しているんです。
この「超台新歡」の意味は、ざっくりいうと“とっても台湾な新たなお気に入り”と言ったところでしょうか。なんだと思いますか？
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先日、世界の会員数1100万人を突破している「キャセイパシフィック アジアンマイル」が、会員に台湾旅行に関するアンケートを実施。3000を超える回答から、様々なデータを分析していました。
それによりますと、半数以上の人が今後1年以内に台湾を訪れたいとしており、渡航の目的は、個人旅行、出張、友人に会いに行くが大多数を占めていたそうです。また、アンケートに答えた外国人旅行客の91%以上が台湾で最も体験したいこととして、グルメとショッピングを挙げており、台湾のイメージは美食とショッピングが最も強く、そのほかにも人情味や安全な環境が挙げられていました。
また海外からの旅行客が台湾で興味あるものについて、2023年度の来台旅客数トップだった香港と、2位の日本をみてみると、共に、グルメ、ショッピング、文化旅行、リラクゼーション、映画やテレビのエンターテイメントの5つの分野が人気。そして、美食に関しても共に“台湾の食卓料理”や“屋台の料理”が人気で、香港人が最も好きな台湾の美食は“牛肉麺”で、日本人がとっても好きな台湾の料理は“火鍋”でした。
そして気になるショッピングに関しては、香港人と日本人に違いが表れていました。香港の旅客は食品やおやつ、衣料品が人気だったんですが、日本人はというと、これまでは台湾土産の定番の、茶葉やパイナップルケーキ…と、香港の旅客と同じように食品やおやつでしたが、今、日本人観光客が“最も買って帰りたい商品”は、がらりと変わって、4つの意外な“新たなアイテム”がランクインしているんです。それは…
「台湾の調味料」、「鉄道やバスなど公共交通機関の周辺アイテム」、「服飾品」、「クリエイティブ商品」、この4種類は日本人観光客が台湾に来て“必ず買う台湾の商品”なんだそうです。
中でも「クリエイティブ商品」のうち、日本語では“漁師網バッグ”と呼ばれている“台湾LV”こと「 茄芷袋」や、帆布で作られたトートバッグ「台味帆布袋（台湾風キャンパスバッグ）」が特に人気です。
そしてさらには、必ず買うアイテム4種には入りませんでしたが、大同電鍋や、ラケットの形をしていて、ガットの部分に電流を流して蚊を叩き落す「電蚊拍（蚊取ラケット）」と言った台湾の家電を買って帰るという人も少なくないようです。
この結果に、台湾の人たちからは、「買うべきものをよくわかっている！」という声も上がっていました。
漁師網バッグなどは、台湾の人たちは“おばあちゃんが市場に行くときに使うバッグ”なんて思っていたそうですが、日本人観光客の多くが買って帰る様子を見て驚いていました。古いと思われていたアイテムが外国人観光客にとっては新鮮に見える！というものの一つかもしれませんね。
そしてこのデータをもとに、日本人観光客を取り込みたい業者も様々な取り組みを考えていくようです。
皆さんは、台湾に来たら買って帰りたいものはありますか？
