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中国軍動向への監視を表明、国防部:敵軍は異常な状態

  • 22 September, 2023
  • 許 芳瑋
中国軍動向への監視を表明、国防部:敵軍は異常な状態
国防部の邱国正‧部長は、中国福建省の中国軍動向を監視していることを明らかにし、敵軍は異常な状態だと述べました。(写真:資料写真/RTI)

国防部(防衛省)が先日発表した、台湾海峡周辺の動向のプレスリリースによりますと、中国共産党の戦闘機、「殲10(J10)」、「殲16(J16)」、「蘇愷30(スホイ30)」、早期警戒機「空警500(航空警報500)」、通信対抗機「運9(Y9輸送機)」、そしてドローンを含む航空機が台湾海峡の中間線及びその延長線を越え、我が国の南西空域、東南空域に入ったことを検知しました。さらに、中国軍のロケット部隊および、中国の福建省近辺の地上部隊の動向を監視しており、ミッション機、艦艇、および陸上ミサイルシステムを適切に活用して対処することを明らかにしました。

これについて、国防部の邱国正‧部長(大臣)は22日にインタビューを受けた際、最近、敵軍の状況が異常だ。国防部は通常の監視に加えて、関連情報を適時に公表し、すべて実情に応じた報告原則に従っていると述べました。

邱国正‧部長は、「彼らがなぜこれらの行動をとっているのかについては、私たちには研究と分析がある。彼らのこのような状況は長い間続いている。私たちの判断では、中国は9月までに合同軍事演習を実施していて、陸海空、水陸両用作戦、陸軍などが含まれている。私たちはこれらのすべてを把握しており、隠す意図はなく、国防部は事実を述べているだけだ」と話しています。

(編集:許芳瑋/中野理繪)
 

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