close
Rti台湾国際放送公式アプリをインストール
開く
:::

コロナ感染が9/28にピークか、10月には「0+7」実施かも

  • 16 September, 2022
  • 王淑卿
コロナ感染が9/28にピークか、10月には「0+7」実施かも
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部である「中央感染状況指揮センター」の王必勝・指揮官が16日、10月に国境を開放する可能性があるが、10月上旬ではないと明言した。(写真:「中央感染状況指揮センター」提供)

台湾では16日、新型コロナウイルスの市中感染者が新たに41,430人増えました。台湾における一日当たりの新規市中感染者が4万人を超えたのは4日間連続です。

台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部である「中央感染状況指揮センター」の王必勝・指揮官は16日、指揮センターのシミュレーションでは今回の感染は21日か28日にピークに達すると予測しました。

最近、台湾のネット上では、「国境管理と開放策に対する提案」というフォーマットが話題を呼んでいます。それによりますと、政府は二段階に分けて台湾の国境を開放します。

第一段階の開放策は9月19日に公表され、9月26日から実施されます。その内容には、一週間当たりの入国者数の上限を延べ6万人に増やすこと、入国後の隔離期間、入国日の翌日から起算する3日間の隔離(外出不可)と4日間の自主防疫(自宅待機、抗原検査で陰性なら外出可能)のいわゆる「3+4」が全行程一人一室に改めること、空港での唾液PCR検査を廃止すること、ビザ免除措置を全面的に再開することが含まれます。

第二段階の開放策は10月3日に公表され、10月10日に実施されます。入国者の上限がさらに緩められ、一日当たり延べ2万人に増えます。入国後の隔離措置が「0+7」になります。隔離が免除されます。入国後、公共交通機関の利用が可能になります。団体旅行も解禁されるということです。

しかし、王必勝・指揮官によりますと、それは検討中の内容に過ぎません。世界各国が相次いで開放策を実施していることを受け、指揮センターも感染がコントロールできる範囲内に国境を開放することを検討しています。でも今の状況を見ると、感染がピークに達してから感染者が少なくなるまでは、もう少し時間かかります。10月の初めになりそうです。そのため、10月に国境を開放する可能性がありますが、10月上旬ではないということです。

関連のメッセージ

本分類最新more