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宝島再発見 - 2021-07-03_日本静岡熱海土石流被害、台湾でも関心高まる

  • 03 July, 2021
宝島再発見
中央気象局が6月29日に発表したところによると、今年5月の平均気温は27.8℃、これは1947年以来最も暑い5月だという。中央気象局気象予報センターの呂国臣・主任によると、5月と6月は台湾の梅雨の季節だ。この二ヶ月の平均気温は、28.06℃。これは、平均値より1.08℃高くなっており、史上二番目に高い気温だった。そのうち、5月の平均気温は、27.8℃で、平均値より1.8℃高くなっており、1947年以来最も暑い5月となった。台湾各地にある気象観測ステーションのうち、5月に気温が史上最高を更新した気象観測ステーションはなんと17ヶ所にも上っている。(写真:CNA)
宝島再発見
インドで猛威を振るった、感染力の強い新型コロナウイルス、「デルタ型」変異株が多数の国にも広がっている。この変異株の台湾への侵入を防ぐため、台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」は、航空機が台湾に到着する時間を基準に、2日正午から空港と港湾施設から入国する帰国者・入国者全員に対してPCR検査を実施し、隔離が解除されるまでのウイルス検査を三回に増やすなど、健康モニタリングを強化している。(写真:「中央感染状況指揮センター」提供)
宝島再発見
日本の静岡県と神奈川県が豪雨に見舞われ、静岡県熱海市では3日、土石流が発生し、2人が心肺停止になり、20人が行方不明になり、約80人が避難していると伝えられている。外交部の呉釗燮・部長(=外相)は、被災状況に接すると、直ちに台湾の対日本窓口機関、台湾日本関係協会の郭仲煕・秘書長を通して、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会に高い関心と慰問の意を伝えると共に、台北駐日経済文化代表処(日本における大使館に相当)横浜分処を通して熱海市にお見舞いのメッセージを伝えた。(写真:ロイター通信/達志映像TPG)

日本のメディアの報道によりますと、静岡県熱海市伊豆山地区では、日本時間3日午前10時半土石流が発生し、複数の住宅が流されました。3日午後5時半時点では、2人が心肺停止になっていて、安否不明者がおよそ20人おり、およそ80人が小学校などに避難しているということです。

被災された方々に心からお見舞い申し上げます。そして亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げます。

地球の温暖化により、極端な気象現象が頻発しています。世界各国で猛威を振るっている新型コロナウイルス、未だに収束の兆しが見えません。皆様、是非お気をつけくださいね。最近、台湾ではあいさつ用語として、「平安」という二文字が流行っています。SNSソーシャルネットワーキングサービスのメッセージだけではなく、タクシーに乗って乗車料金を支払った後、運転手さんからも「平安」と言われたことがあります。

●日本静岡熱海土砂災害、外交部が関心とお見舞いのメッセージ

https://jp.rti.org.tw/news/view/id/93793

●日本静岡熱海で土石流、台湾でも関心高まる

https://jp.rti.org.tw/news/view/id/93790

●台湾、7/2正午から入国者全員にPCR検査実施

https://jp.rti.org.tw/news/view/id/93792

●2021年5月は過去74年来最も暑い、平均気温27.8℃

https://jp.rti.org.tw/news/view/id/93791

 

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