宝島再発見 - 2021-04-24_離島・金門、季節限定の青い涙「大量発生」

  • 24 April, 2021

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離島・金門、季節限定の青い涙「大量発生」

 

離島・金門の観光資源の一つである「青い涙」が今年大量発生しているというニュースが伝えられています。今年3月から金門の海辺には、「青い涙」を観賞しようとする行楽客が殺到しています。この「青い涙」は、4月末にピークを迎えます。

 

金門県水産試験所によりますと、「青い涙」は、「夜光虫」という微小な藻類が高密度に発生して水面付近が変色する現象です。毎年春から夏にかけて大量発生し、海水が青色に光り輝きながら、波打つ一種の自然現象になります。今年は、雨が少なく、海水の塩分の変化も少なく、海底の栄養分が増え、藻類の生長に適しているため、今年「青い涙」は例年よりさらに多く発生しています。

 

「青い涙」が発生する季節は、毎年の3月から6月末までです。この期間中、ちょうど南からの季節風が吹いてきて、海流の方向転換と共に、海水の温度も上昇し、夜光虫が大量に発生し、「青い涙」という現象を起こしたのだということです。

 

「青い涙」の写真愛好家たちは、「青い涙」は沿岸部で発生するため、それを観賞するには、滑り止めの出来る靴、懐中電灯などが必須アイテムだが、「青い涙」を見たらすぐ懐中電灯を消すなど、環境と生態系に負担を掛けないよう呼びかけています。

台南七股塩田、ピンク色の泡出現 外国メディアも注目

台湾南部・台南市の七股には、広大な塩田があります。塩田といいますと、白い色をするのが普通ですが、今年台湾の中部と南部は、過去56年来、最も深刻な水不足に見舞われています。その影響で各地ではこれまでにない景色が現れています。台南市七股の塩田も水不足の影響で、白からピンク色に変わり、海外のメディアの注目を集めています。

 

台南市七股のある塩田は、色が白からピンク色に変わっただけではなく、円い穴と浪のように起伏している図案が出ています。

 

台南市七股の塩田、七股塩山の公式フェイスブックページによりますと、そこは、以前は大きな塩田でした。今もう使っていないので、海水を入れていません。その影響か、地面には、白と赤の穴が空いてしまいました。その写真を見ると、まるで火星(マース)の表面のように見えるので、「火星洞洞塩田」と呼ばれています。

 

その原因は、といいますと、土の中にある塩分は、長い間、太陽に晒され、結晶となって外に拡散し、一つ一つの穴になったということです。土の中には各種の元素と藻類があるため、太陽光により、異なる色に変わったということです。

 

しかし、地元の住民には異なる見解があります。塩田にあるでこぼこの円い穴は、以前、海水を入れたときに呉郭魚という魚類も一緒にやってきました。オスの呉郭魚は、雌の呉郭魚の注意を引くため、円い穴を作ります。呉郭魚たちは、穴の大きさで自分の力を競うのです。そのため、大小さまざまな円い穴が出てきたわけだということです。

 

しかし、外国のメディアがこの現象を報道した記事では、旱魃によるものだと報じています。この辺からも台湾中部と南部の水不足の問題の深刻さとその注目度がお分かりになるでしょう。

 

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