9日8泊に及ぶ台湾最大規模の宗教行事の一つである、「大甲媽祖巡礼」が9日午後11時5分に出発しました。これは、台湾中部・台中市大甲区にある著名な媽祖廟大甲「鎮瀾宮」が主催したものです。道教の女神である媽祖の神像を神輿に乗せて台中市から出発し、彰化県、雲林県、嘉義県を練り歩く宗教イベントです。往復の距離は340キロメートルにも上っています。毎年約百万人を引きつけています。
台湾国際放送の運営母体である、台湾国際放送は9日午後8時から10日零時過ぎまで、11種類(日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、インドネシア語、タイ語、ベトナム語、韓国語、広東語)の言葉を使って大甲媽祖巡礼の出発式典の模様を実況中継でお届けいたしました。ネットテレビを受信したネットユーザーは、120万人を超えたということです。本日は、9日の実況中継の日本語の部分をダイジェストでお伝えいたします。