スポーツオンライン - 2021-04-24_過去一週間の重要なスポーツニュース

  • 24 April, 2021
スポーツオンライン
郭婞淳・選手(写真:CNA)

 今週、最初にお送りするのは、重量挙げ、ウズベキスタンのタシケントで17日から行われているアジア選手権で、台湾が誇る重量挙げの世界女王、女子59キロ級の郭婞淳(かくけいじゅん)選手が圧倒的な強さをみせました。

 重量挙げは、地面に置いたバーベルを頭の上に一気に引き上げ、立ち上がる「スナッチ」と、まず地面のバーベルをまず胸の高さまで引き上げて立ち上がり、その後一気にバーベルを頭上に差し上げる「クリーン&ジャーク」があり、それぞれ3回づつ試技を行い、成功した最高重量の合計で順位を決めます。

 女子59キロ級に出場した郭選手は、スナッチの1回目で、参加選手で最も重い105キロに成功、スナッチの金メダルを確定させると、2回目で自身がもつ台湾記録106キロを上回る107キロに成功、さらに3回目で、北朝鮮の選手がもつ世界記録107キロを3キロ上回る110キロに成功し、スナッチ世界新記録で、金メダルを獲得します。

 郭選手は続く「クリーン&ジャーク」で、1回目、参加選手で最も重い133キロに挑戦も失敗しましたが、2回目でこの133キロに成功、スナッチに続き金メダルを確定させます。郭選手は3回目、137キロに成功しました。

 スナッチ、クリーン&ジャークで共に金メダルを獲得した郭選手は、当然ながらトータル247キロも金メダルを獲得しました。この247キロという記録は、自身がもつ世界記録246キロを更新する新たな世界新記録となりました。

 東京オリンピックの出場の為のランキングでも1位だった郭選手は、このアジア選手権で圧倒的な強さをみせ、東京オリンピック出場権を獲得しました。

 中華民国台湾の選手団は、これまで陸上1、射撃5、アーチェリー6、競泳2、卓球6、体操5、自転車1、馬術1、ボクシング4と10の競技で31の出場権を獲得していましたが、郭選手の出場権獲得により、32としました。

 郭婞淳(かくけいじゅん)選手は、台湾の選手団の中においても、限りなく金メダルに近い選手といえます。

 予定通り東京オリンピックが開催されたあかつきには、台湾が誇る世界女王、重量挙げ、女子59キロ級の郭婞淳(かくけいじゅん)選手にご注目ください。

(ジングル)

 続いては、女子ソフトボールの実業団リーグTPWSL(企業女子ソフトボールリーグ)の話題です。

 6シーズン目となる今シーズンは今日24日に開幕しました。今シーズンは昨年優勝

の福添福嘉南ホークス、新世紀黄蜂、新北シーザーブレーブス、台北台産、そして新力ワンワンシー改め、台中タイガーの5チームにより行われます。

 レギュラーシーズンはこれまで同様、前後期に分かれ、毎週土日、前期が今日24日から6月20日まで、後期が7月31日から10月10日まで、台湾北部、中部、南部の各球場で、各チーム総当りを8回、合計80試合行われます。

 開幕時点で、外国人選手は一人のみ、イタリア代表の二刀流ママさんプレーヤー、38歳のリサ・ビロッチ・バンセ選手が、新北シーザーブレーブスでプレーします。5チームの選手たちには、今シーズンも、熱い戦いをみせてもらいたいと思います。

(ジングル)

 続いては、男子バスケットボール、まずは、今シーズン、新たに発足した男子のプロリーグ、プラスリーグの話題です。 プラスリーグは、昨日23日から、レギュラーシーズン2位の桃園パイロッツと、同3位のフォルモサタイシンドリーマーズと5試合3試合先勝制のプレーオフがスタートしました。

 レギュラーシーズン8試合の両チームの対戦成績は、桃園パイロッツが5勝3敗でフォルモサタイシンドリーマーズをリードはしましたが、レギュラーシーズン終盤、桃園パイロッツは、外国人選手、レギュラーシーズンの得点ランキングリーグ3位のデボン・リード選手が負傷、中華民国に帰化したアメリカ出身のクインシー・デービス選手も古傷の椎間板ヘルニアにより戦線を離脱、さらにもうひとりの外国人選手、カディーム・ジャック選手も4月に入って怪我の為、出場できず、3月以降のチーム成績は1勝7敗と低迷していました。

 そして、プレーオフ初日の前日、22日、桃園パイロッツは、デボン・リード選手とカディーム・ジャック選手の2人の外国人選手について、これまで懸命に台湾で治療を続けてきたものの、2人の今後のキャリアを考えた場合、本格的に治療を行った方がいいと判断し、アメリカへ帰国させたこと、つまり、プレーオフには出場できなくなったことを明らかにしました。結果、桃園パイロッツは、外国人選手はジョーダン・チャットマン選手1人で戦うこととなったのです。

 昨日、23日に行われた初戦、試合は予想通り、2人の外国人選手が出場したフォルモサタイシンドリーマーズが序盤から21対4と優勢に進めます。桃園パイロッツは、第1ピリオド途中から、3月に手術をしたばかりのクインシー・デービス選手を投入、なんとか食らいつこうとしますが、しかし、タイシンドリーマーズは、2人の外国人選手、ジェラン・ヤング選手とスティーブン・ヒックス選手が活躍をみせ、点差はつまりません、結局、タイシンドリーマーズが47対26、21点リードで前半を折り返しました。

 第3クォーター、桃園パイロッツはデービス選手とリン・ヤオゾン選手のシュートで一度16点差まで点差をつめましたが、タイシンドリーマーズは、すぐに3ポイントシュートなどで引き離すと、第4クォーターで一挙35得点、さらに点差を広げ、102対63の大差で初戦をものにしました。

 タイシンドリーマーズは5人が二桁得点、中でもヒックス選手が27得点、19リバウンドをマークする活躍をみせたほか、李徳威(リー・ターウェイ)選手も12得点、9リバウンド、5アシスト、6スチールと見事なパフォーマンスをみせました。

 2人の外国人の穴が露呈する形となった桃園パイロッツ、果たして、残り試合立て直すことはできるのでしょうか。第2戦は明日25日に行われます。

(ジングル)

 おしまいに、台湾プロ野球の順位です。今季から味全ドラゴンズが参入し5チームとなった台湾プロ野球、各チーム25試合から28試合消化し、1位は14勝11敗で楽天モンキーズ、2位はゲーム差なしで昨年の台湾チャンピオン、統一セブンイレブンライオンズ、3位は首位から1.5ゲーム差でフーボン・ガーディアンズと中信兄弟、そして最下位の5位は、首位から4.5ゲーム差で味全ドラゴンズとなっています。

 ドラゴンズを除く上位4チームは勝率5割以上、1.5ゲーム差以内にひしめいており、順位が毎週変動しています。

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