スポーツオンライン - 2021-03-20_過去一週間の重要なスポーツニュース

  • 20 March, 2021

 今週、最初にお送りするのは卓球の話題、カタールのドーハで行われた国際大会における台湾勢の戦いぶりについてです。

 先週のこのコーナーでもご紹介しましたように、カタールのドーハでは3月5日から13日まで「WTTスター コンテンダードーハ大会」が開催されました。

 そして、先々週の大会で優勝、10日に発表された新たな世界ランキングで、ミックスダブルスの世界ランキング1位に躍り出た台湾男子の若きエース、リン・ユンジュ選手と、女子のエース、チョン・イーチン選手のペアが再び実力を発揮しました。

 12日に行われた準決勝で、スロバキアのペアとの熱戦をゲームカウント3対2で制し、二週連続決勝進出を決めた2人のペアは13日、世界ランキング5位の韓国ペアと対戦、第1ゲームは競り合いの末、10対12で奪われたものの、第2ゲームから3ゲーム連取、ゲームカウント3対1と逆転で下し、2週連続優勝を果たしました。2人のペアはこれで5勝目となりました。東京オリンピックからは新種目として、ミックスダブルスも実施されるということ、メダル奪取に期待がかかりますね。

(ジングル)

 続いては、バレーボールの話題です。日本のバレーボールリーグ、Vリーグのディビジョン2、V2リーグは先ごろ、レギュラーシーズンを終えました。そして、台湾出身の張育陞(チャン・ユー・ション)選手が所属するヴォレアス北海道は15勝3敗2試合未消化の成績で、全体の2位となり、4月3日、4日に千葉県で開催される入れ替え戦、、チャレンジマッチへの進出が決まりました。

 張育陞(チャン・ユー・ション)選手は今シーズン17試合に出場、総得点212点はリーグ6位、アタック決定率はリーグ4位、サーブ効果率16.70%はリーグ1位と、見事な活躍をみせ、サーブ賞と、個人賞である敢闘賞を受賞しました。

 チャン選手は努力が実を結んでのサーブ賞、敢闘賞の受賞に喜びを表すとともに、ファンの声援に感謝を示しました。

 加入2年めで、ヴォレアス北海道の中心選手として活躍するチャン選手、チャレンジマッチでの活躍も期待したいですね。

(ジングル)

 続いては、野球、まずは国際大会の話題です。WBSC(世界野球ソフトボール連盟)は16日、東京オリンピック野球競技のアメリカ大陸予選については6月初旬にアメリカのフロリダ州で、そして、世界最終予選については、6月16日から20日まで、中華民国台湾、中部の台中市の台中インターコンチネンタル球場及び中南部、雲林県の斗六球場で行うことを明らかにしました。

 世界最終予選は、6つの国と地域が残り1枠をかけて争います。6つの国と地域の内訳は、中華民国台湾、中国大陸、オーストラリア、オランダ、そして6月初旬に開催されるアメリカ大陸予選の2位、3位チームです。

 中華民国台湾のナショナルチームは、2019年の秋に行われた東京オリンピック予選を兼ねたプレミア12で、地元台湾で行われたオープニングラウンドを突破し、スーパーラウンドでも韓国を破る健闘をみせたものの、全体の5位、アジア・オセアニアの国、地域で、準優勝の韓国に次ぐ2位に終わり、オリンピック出場権を逃していました。

 新型コロナウイルス流行後、国際大会が台湾で開催されるのはこれが初めてです。世界最終予選開催にあたって、中華民国政府の中央感染症指揮センターでは、開催地を大きな泡で包むように大会を運営し、選手や関係者の外部との接触を遮断する「バブル」方式で開催することを明らかにしています。

 海外から入境するチームの隔離など防疫体制については、大会を主導的な立場で運営することになる台湾プロ野球と、支援する形となるアマ球界を中華民国野球協会がまずたたき台をつくり、中央感染症指揮センターが最終決定することになるようです。

 地元ファンの前で、台湾のナショナルチームが、オリンピック出場を決めて欲しいと思います。

 おしまいに台湾プロ野球の話題をお送りしましょう。まずは開幕から一週間、19日までの各チームの順位です。

 今季から味全ドラゴンズが参入し5チームとなった台湾プロ野球の一軍、1位は開幕3連勝のフーボン・ガーディアンズ、2位は、今季から元阪神タイガースのリン・ウェイツウ監督が就任した中信兄弟で3勝2敗、3位は昨年の台湾チャンピオン、統一セブンイレブンライオンズで2勝3敗、4位は楽天モンキーズで1勝2敗、そして最下位の5位は、味全ドラゴンズで1勝3敗です。

 今年22年ぶりに台湾プロ野球の一軍に参入した味全ドラゴンズの戦いぶりを紹介しましょう。14日に行われた、ライオンズとのチーム開幕戦は、昨年のドラフト1位、元アメリカ大リーガー左腕、ワン・ウェイチョン投手が先発。ワン投手はコンディションは今ひとつながら、4回まで無失点に抑えましたが、1-0で迎えた5回2アウト1塁2塁、、勝ち投手まであと一人という場面で、同点に追いつかれるセカンド強襲内野安打を打たれ降板、後続の投手が逆転タイムリーを許し、試合は2対3で惜敗、負け投手となりました。

 17日に行われたチーム2戦目、中信兄弟戦は、20歳のMAX57キロ右腕、シュー・ルオシュ投手が序盤から圧巻のピッチングをみせました。シュー投手は、初回3者連続三振にきって取ると、その後も、伸びのあるストレートとフォークのように鋭く落ちるチェンジアップで、中信兄弟打線から面白いように三振を奪い、何と、3回2アウトまで、アウト11個全てが三振という圧巻のピッチングをみせました。二十歳と若いこと、また、肘の手術から時間が経っていないことから、3回3分の2、62球で降板しましたが、プロ入り初登板初先発で、強烈なデビューを果たしました。この試合、ドラゴンズは2-0で迎えた7回表に2点追加し4-0とすると、8回裏は元埼玉西武ライオンズのリャオ・レンレイ投手が、9回裏はクローザーとして期待されている日本人の元大リーガー、田澤純一投手がいずれも無失点に抑え、4-0で勝利、1999年以来、実に22年ぶり、819日ぶりの一軍公式戦勝利を飾りました。

 ドラゴンズは18日、19日も中信兄弟と対戦、中盤に投手陣が打ち込まれ、打線もつながらないという形で連敗、ここまで1勝3敗という成績となっています。22年ぶりの一軍といっても、メンバーは一軍経験のない若手が主体、既存の4チームとの実力差はあるでしょうが、少しでも食らいついていって欲しいですね

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