スポーツオンライン - 2021-01-09_過去一週間の重要なスポーツニュース

  • 09 January, 2021
戴資穎(タイ・ツーイン)・選手(右)が3日、試合のため、タイに向かった。戴・選手もスタッフも防護服、ゴーグル、マスクを着用して飛行機に搭乗。(写真:CNA)

 新型コロナウイルスのパンデミックは収まっていませんが、年初から世界各地で各競技の国際大会が開催され、台湾の選手たちが出場しています。

 今週まず最初にお伝えするのは、テニスです。WTA(女子テニス協会)の2021年のツアー大会は今週からスタートしました。台湾女子テニス界のエース、4日に35歳になったベテランのシエ・スーウェイ選手は、6日からアラブ首長国連邦のアブダビで行われている「アブダビWTA女子テニスオープン」のシングルスとダブルスに出場しています。

 シングルス世界67位のシエ選手は、7日、シングルスの1回戦に臨みました。1回戦の相手は、大会第8シード、世界21位、一昨年、世界4大大会のフレンチオープンで準優勝した、チェコの21歳、マルケタ・ボンドロウソバ選手でした。

 ブレイク合戦となった第1セット、シエ選手は3ゲーム連取されたあと、今度は3ゲーム連取し、3オールに追いつきます。しかし、再び自身のサービスゲームを2ゲーム連続で落とし、3-6で奪われました。

 第2セットもブレイク合戦となりましたが、2-1とリードした場面から、自身の2つのサービスゲームをキープ、6-3で奪い返し、試合はファイナルセットに突入します。

 ファイナルセット、シエ選手は一時、2-4とリードを奪われますが、相手が5-4とリードの場面でブレイクして追いつき、試合はタイブレークに突入します。このタイブレーク、終始優勢に進めたシエ選手は7対3で奪い、結局3-6、6-3、7-6、セットカウント2-1の逆転で、見事、格上選手との混戦を制しました。昨シーズンは足首の怪我により、早めにシーズンを切り上げたシエ選手ですが、年齢を感じさせないプレーぶりでした。

 シエ選手は2回戦で、世界99位、ウクライナの18歳、マルタ・コスチュク選手と対戦します。

 なお、ダブルス世界1位のシエ選手は今大会、チェコのバルボラ・クレチコバ選手と組み、ダブルスにも第1シードで出場します。今大会は、昨年までペアを組み、昨年4大会で優勝したバルボラ・ストリコバ選手とのペアではありませんが、2月8日から行われる今年最初の四大大会、オーストラリアンオープンに向け、ダブルスも幸先のいいスタートを切って欲しいと思います。

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 続いては、柔道の話題です。台湾柔道界を代表する男女のエース、男子60キロ級の楊勇緯(よう・ゆうい)選手、そして女子57キロ級の連珍羚(れん・ちんれん)選手が、11日からカタールのドーハで行われる「ワールドマスターズ」に出場します。

 国際柔道連盟(IJF)はもともと、昨年10月に、国際大会再開を予定していますが、新型コロナウイルスの影響により延期となり、このワールドマスターズ大会は久しぶりの国際大会となります。また、「ワールドマスターズ」は東京オリンピックの出場権に係るポイント対象大会ということもあり、世界の有力選手の多くが出場します。

 目下世界11位の楊勇緯(よう・ゆうい)選手はすでに3日台湾を出発、世界ランキング12位の連珍羚(れん・ちんれん)選手は、日本の実業団チーム、コマツに所属しており、7日、日本から直接カタールに向けて出発しました。世界の強豪相手に、力を発揮してほしいですね。

(ジングル) 

 続いてお送りするのは、バドミントンの話題です。BWF(世界バドミントン連盟)のツアー大会は、新型コロナウイルスの影響により、昨年の春以降、大部分の大会が中止となっていましたが、タイで、ようやく再開されることとなりました。

 まず、12日からはまず、BWFワールドツアーのスーパー1000大会の「ヨネックスタイランド・オープン」が、19日からは同じくスーパー1000大会の「トヨタ・タイランド・オープン」が、そして27日からは年間最終戦にあたる「HSBC BWFワールドツアーファイナルズ」が開催されます。2020年シーズンの最終戦が、1月にずれ込んだ形となったわけです。

 そして、この3大会に、台湾男子ではエース、シングルス世界2位の周天成・選手と、同12位の王子維・選手、そして男子ダブルス7位のリーヤン・ワンチーリン組が、そして女子では、台湾女子のエース、世界1位のタイ・ツーイン選手が出場します。

 このタイ開催の3大会、中国大陸チームは、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、出場を辞退したほか、日本チームも、男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(けんと)選手が、出発前の空港でのPCR検査で、新型コロナウイルス陽性と判定されたことから出場を辞退しています。また、他の種目のトップ選手も感染が明らかになっており、男女シングルス、ダブルス、ミックスダブルスの5種目のうち、世界1位の選手はタイ・ツーイン選手のみとなりました。

 現地入りしたタイ選手ら一行は、3日間の隔離を終え、二度の検査を経て陰性が確認されたのち、試合会場で練習、調整を行っています。

 22チームの216人の選手、スタッフ含め824人全員の陰性が確認されたということですが、緊張感の漂う中での試合開催となりそうです。台湾の選手団はタイでの3大会を終えた後、2月1日ないし2日に帰国する予定になっているということです。台湾勢の健闘を期待いたしましょう。

(ジングル)

 おしまいにバスケットボールの話題です。まずはプロリーグの「プラスリーグ」です。「プラスリーグ」は6日、12月の月間MVPを発表しました。今シーズン新たに始まったプラスリーグ、記念すべき最初の月間MVPは、台北フーボン・ブレーブスのチャン・ツォンシエン選手でした。チャン選手はプレシーズンマッチから好調さを維持、開幕戦のフォルモサタイシンドリーマーズ戦で34点を挙げ、チームに歴史的初勝利をもたらすなど、12月に開催された2試合で平均23.5点、3ポイントシュート成功率57%と台湾選手トップの成績をマーク、月間MVP投票で見事1位に輝きました。 

 プラスリーグの順位もお伝えしましょう。ここまで各チーム3試合から4試合消化し、台北フーボンブレーブスが4連勝で1位、2位は2勝2敗の桃園パイロッツ、3位は1勝2敗の新竹JKOライオニアーズ、そして最下位は0勝3敗でフォルモサタイシンドリーマーズとなっています。

 続いてはセミプロリーグSBLの順位です。今年で18年目のシーズンを迎えるSBL、ここまで各チームが12試合から13試合戦い、1位は昨シーズンの優勝チームの台湾ビールで13連勝、2位は昨シーズン、台湾ビールとファイナルを戦った裕隆ラクスジェンで8勝4敗、3位は高雄九太で5勝8敗、4位は台湾銀行で4勝9敗、そして最下位の5位は、桃園璞園で、2勝11敗となっています。

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