スポーツオンライン - 2020-12-26_過去一週間の重要なスポーツニュース

  • 26 December, 2020

 今週、最初にお送りするのはマラソンの話題です。台湾を代表する国際マラソンレース、台北マラソンは18日、台北市で開催され、42.195キロのフルマラソンの部、21.0975キロのハーフマラソンの部に、およそ2万8000人のランナーが参加しました。新型コロナウイルスの影響により、海外からの参加選手は大幅に減りましたが、主催者側は12名のトップランナーを招待しました。

 

 男子フルマラソンの部はケニアからの招待選手、ポール・ロンヤンガタ選手が大会新、2時間9分18秒で優勝、台湾勢は周庭印・選手が自己ベストとなる2時間23分21秒のタイムで7位となったのが最高でした。

 

 一方、女子フルマラソンの部も、ケニアからの招待選手、アスカル・ウェギ選手が2時間28分31秒で優勝、ケニア勢アベック優勝となりましたが、台湾女子マラソン界の第一人者、ツァオ・チュンユー選手が、自身のもつ台湾記録、2時間34分18秒を更新する2時間32分41秒の好タイムで4位に入りました。

 

 自己ベスト、台湾記録更新ながら、目標としていた東京オリンピックの参加標準記録2時間29分30秒を切ることはできず、悔しさもにじませたツァオ選手、しかし、チャンスがある限り、オリンピック出場へ向けチャレンジを続けていくということです。頑張ってほしいですね。

 

(ジングル)

 

 続いては、日本プロ野球の話題です。22日、阪神タイガースは、台湾出身の左腕、チェン・ウェイン投手の獲得を発表しました。2021年からの2年契約で、年俸は200万米ドル(日本円にしておよそ2億700万円)とみられています。

 

 チェン投手は、大学在学中の2003年に中日ドラゴンズと契約、2011年までドラゴンズでプレー、実質6年で36勝を上げると、アメリカ大リーグへ移籍、ボルチモア・オリオールズ、そしてマイアミ・マーリンズで合計59勝をあげました。近年は怪我に泣かされ、昨年のオフ、マリーンズから放出、今季はシアトル・マリナーズとマイナー契約を結ぶも、大リーグ昇格はなく、6月に解雇されていました。

 

 台湾に戻り調整を行っていた中、千葉ロッテマリーンズからのオファーを受け9月に入団、実に9シーズンぶりに日本球界に復帰すると、打線の援護に恵まれず、0勝3敗と勝ち星こそ上げられなかったものの、公式戦4試合いずれも6回以上を投げて自責点3以下、というクオリティースタートの好投をみせ、防御率は2.41。日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスとのクライマックスシリーズでも先発登板しました。

 

 シーズン終了後、マリーンズは再契約を望んでいたものの、マネーゲームとなることを恐れ、チェン投手を来季も契約を結ぶことを意味する保留選手名簿には記載しませんでした。こうした中、このオフ、積極的に新戦力獲得を行っているタイガースが争奪戦を制し、チェン投手の獲得に成功しました。

 

 チェン投手は、タイガース入団を決めた理由について、まず、同球団の高い評価に対し感謝すると共に、セントラル・リーグは自分のプロのキャリアのスタートであることから、大リーグ時代もいつか慣れ親しんだセ・リーグでプレーしたいという思いを持っていた、と説明しました。同時に、厳しい状況の中で、短い期間にも関わらず、プレーの機会を与えてくれたマリーンズ球団、そして応援してくれたファンに感謝の言葉を述べ、来年の日本シリーズで再会できることを期待しました。

 

 縦縞のユニフォームを着ることになったチェン投手、熱狂的なタイガースファンの後押しを受け、来シーズンは勝ち星を積み上げていってほしいですね。

 

(ジングル)

 

 続いてお送りするのはバレーボール、10月末に開幕した、台湾最高峰のリーグ「トップバレーボールリーグ」の話題です。「トップバレーボールリーグ」はレギュラーシーズンの前半戦が終了、今日26日、オールスターゲームが行われます。

 

 ここまでの順位をご紹介しましょう。レギュラーシーズン20試合のうち、男子はここまで、ファイナル6連覇中の台湾電力が14連勝でトップ、ロングパワーが9勝5敗で2位と、昨年のファイナル進出チームが上位となっています。3位は7勝5敗の雲林

MIZUNO、4位は2勝10敗のコンティ、最下位の5位、桃園台湾産物保険は12連敗です。

 

 女子は、レギュラーシーズン8連覇、ファイナル4連覇中の台湾電力が11勝1敗

で首位。2位は8勝5敗の中国人繊、3位は7勝5敗で台北キングホエール、4位は5勝9敗のトップスピード、最下位5位の愛山林は、ここまで1勝12敗と苦戦しています。

 

 今日、台北市立大学体育館で開催されるオールスターゲームは、男子、女子それぞれの対抗戦のあと、男女別にテクニック、スピードを競うスキルズチャレンジが行われます。

 

 レギュラシーズンの後半は、来週すぐ再開されます。今シーズンも、レギュラシーズンは男女ともに台湾電力の1位が濃厚ですが、2位争いは混戦、プレーオフも盛り上がりそうですね。

 

(ジングル)

 

 おしまいにバスケットボールの話題です。先週もお伝えしましたように、男子プロバスケットボールの新リーグ、「P.LEAGUE+」(プラスリーグ)が先週19日、開幕しました。

 

 開幕戦は、フォルモサタイシンドリーマーズが、本拠地、中部・彰化県の彰化県立体育館に、台北フーボンブレーブスを迎えて行われました。

 

 ドリーマーズのヤン・ジンミン選手が30点、ブレーブスのチャン・ゾンシエン選手が34点と、両チームの看板選手が期待通りの活躍をみせた試合は、前半終わって54対53、ドリーマーズが1点リードという接戦、そのまま終盤まで競り合いとなりドリーマーズ86対85、1点リードで迎えた残り36秒、ブレーブスはこちらもスター選手、リン・チーチエ選手が見事な3ポイントシュートを決め逆転、さらにテクニカルファウルで1点追加し、89対86、3点差で逃げ切り、劇的な逆転勝利をみせました。

 

 19日、20日の開幕ウイーク、会場には6000人近くのファンがつめかけたほか、インターネット中継では延べ57万人が視聴と、話題となっています。

 

 続いては、5日に開幕したセミプロリーグ、SBLのここまでの戦いぶりをご紹介いたしましょう。

 

 今年で18年目のシーズンを迎えるSBL、ここまで各チームが7試合から9試合戦い、1位は昨シーズンの優勝チーム台湾ビールで8連勝、2位は昨シーズン、台湾ビールとファイナルを戦った裕隆ラクスジェンで5勝2敗、3位は高雄九太で4勝4敗、4位は台湾銀行で3勝5敗、そして最下位の5位は、プラスリーグにもチームが出場している桃園璞園で、開幕9連敗となっています。

 

 後発のプロリーグ、プラスリーグに話題を持っていかれつつある印象のあるSBL、ここはプレーで盛り上げ、ファンにしっかりアピールしてもらいたいですね。

Program Host

関連のメッセージ