:::

Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送GO GO台湾 - 2019-05-18 陽明山の紫陽花フェス

  • 18 May, 2019
GO GO台湾
どっちがきれい?少女と紫陽花(写真:台北旅遊網より)
GO GO台湾
頂湖の紫陽花畑(写真:台北旅遊網より)

このほど、「5月の雪」と呼ばれる「油桐花(アブラギリの花)」がこの時期見ごろだという話をしましたが、先日、お天気のいい日に台北の街を歩いていると、何か白いものがフワフワと降ってきて、「こんな街中でなんだろう?」と思っていたら、なんと綿毛でした!

タンポポの綿毛…みたいな小さなものではなく、まるで泡が飛んでいるかのような、大きいものはこぶし大の綿が飛んでいました!!なんでも、台湾では春の訪れを代表する花の一つに木綿(キワタ)の花があるそうで、だいたい3月から4月ごろに木綿の樹にオレンジ色の花をつけるんです。その木綿の花が、花の時期を終えて5月ごろになると実がはじけて出てきた綿が、お天気のいい日、風に乗って飛ぶんだそうです。その様子は一瞬雪のようにも見えますが、雪よりも大きな束で、どちらかというと泡が飛んでいるようです。でも街中で青空の下、白い綿がフワフワ飛んでいく場面に出会うと、なんだか心がほっこりしますよ。

台湾の各地に木綿の花の名所がありますが、台湾人の友達の話によると、名所まで行かずとも、学校の近くに樹があることが多いそうです。この時期台湾に来る機会がある方は、お天気のいい日にはこの綿が飛ぶ姿を見ることができるかもしれません。注意してみてみてくださいね。

ただ、台湾はもう梅雨入り─。今週は日本でも奄美地方が梅雨入りしたというニュースがありましたが、台湾では日本のように「この日から梅雨入りしました」というような、梅雨入り宣言がないので、いつから梅雨に入ったのかははっきりとはわかりません。ですが、台北市では雨の日が多くなっているので、おそらく梅雨に入ったのかなぁ~という感じです。台湾の梅雨も日本と同じく毎日シトシト、時にザーザーと、雨が降り続いて、洗濯物も乾かないし、気分も何だか憂鬱になりますが、文句を言ってもお天気が良くなるわけではないので、梅雨も楽しんじゃいましょう!梅雨には梅雨の楽しみがあります。それは紫陽花。紫陽花は晴れた日に見てもきれいですが、雨の雫がよく似合います。

…とはいっても、街中ではなかなか紫陽花を観ることがないのですが、ちょっと足を延ばすと、たくさんの紫陽花を楽しめる紫陽花農園がありますよ。5月に入ってから、各地で紫陽花農園が続々と公開しています。台北の北部、陽明山では、5月18日から「2019陽明山竹子湖繡球花季」が始まりました。陽明山の竹子湖エリアでは9つの農園で紫陽花を栽培しています。このエリアは湿度が高く涼しい上に、酸性よりの土壌であることから、紫陽花の栽培に適しているんだそうです。およそ7、8種類の品種を栽培していて、純白の紫陽花から、淡い水色の紫陽花、紫色の紫陽花などなど、様々な紫陽花が楽しめます。

 中でも有名なのが、「陽明山竹子湖」「大梯田花卉生態農園」「高家繡球花田與大賞園繡球花 」。「陽明山竹子湖」は、ひろ~い平地いっぱいに紫陽花が咲いていますよ。今月中だと、まだカラーの花も少し残っているようですので、両方が楽しめます!

「大梯田花卉生態農園」はその名の通り、段々畑状になっているのが特徴です。また、花の維持もとてもきれいだと人気の農園ですよ。営業時間は午前9時から夕方6時まで。花の期間中は無休だそうです。また、オフィシャルホームページで開花状況も随時更新しているので、「大梯田花卉生態農園」と入力して見てみてくださいね。

そして「高家繡球花田與大賞園繡球花 」。こちらの農園は面積は大きい方ではないんですが、ここの紫陽花は花びらが大きく栄養たっぷりで写真映えする!と評判の農園です。そのため、週末は人であふれてしまいますので、ゆっくり紫陽花を楽しみたいという場合は、平日に行くことをおススメします。また、ここの農園では歩道を特別に整備したりはしていません。ですので歩きやすい靴で行ってくださいね。営業時間は朝8時から夕方6時までです。

他にもたくさんの農園がありますが、このエリアにある農園はどこも大体100元から150元の入場料が必要です。と言っても別に窓口があるわけでもなく、入口に農園の人がいるので、直接入場料を払って入ります。週末などは農園の人のお子さんでしょうか。子供たちがお手伝いしている姿も見られますよ。そして入場料を払って中に入ると一面紫陽花!農園によって、平らに広がる紫陽花畑の所もあれば、段々畑状に紫陽花が咲いている農園もあって、様々な角度から紫陽花との写真撮影が楽しめます。中にはもうすぐ卒業を控えた学生さんたちが、卒業式のガウンと角帽を身にまとって撮影をしていたり、結婚式の前撮りをしているカップルの姿を目にすることもあります。ただ、台湾の結婚式の前撮りはすごく気合が入っていて、まるで芸能人のポスターのような写真を撮るんです。そのため、他の人たちに邪魔されないで撮影できるよう、結婚式の前撮り用の予約ができる農園があったり、人の少ない早朝に開けてくれる農園があったりもします。もし、特別な写真を撮りたいという方がいたら、早朝、おススメですよ。また、農園によってはちょっとしたプレゼントをくれる農園もあったりします。私が行った農園では、帰り際に出口できれいな大きな百合の花を1輪プレゼントしてくれました!それぞれの農園でプランが違うので、はしごするもよし、気になる農園を見つけて足を運んでみてくださいね。

ちなみに、以前ご紹介したカラーの花とは違って、紫陽花を摘んで持って帰ることはできませんので注意してくださいね。

(編集:中野理絵/王淑卿)

 

Program Host

関連のメッセージ