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GO GO台湾 - 2019-02-16 修学旅行と九份

  • 16 February, 2019

台湾は旧正月連休が明け、会社などはすっかり日常に戻りましたが、個人でされているお店などは中にはまだお休みしているところもあり、少しのんびりとした空気が流れています。そして、旧正月が明けると季節が変わる台湾。日中はすでに毎日23℃前後の日々が続いています。これから台湾に来る予定の方、もうニットやダウンは必要ないかもしれません。ただ夜は15℃くらいまで下がりますので、寒暖差に対応できるような恰好がおすすめですよ。

ちょうどこれから卒業旅行シーズン。私も数人から、知り合いや知り合いのお子さんが「修学旅行で台湾に行くらしい」という話を聞きました。有名な観光ガイドブック『地球の歩き方』の毎年恒例のアンケートで、「2019年はココに行きたい!人気旅行先ランキング(海外編)」で第2位だった台湾。物理的にも心理的にも近いこともあって、初めての海外旅行先として選ぶ人も多く、まさに卒業旅行先として人気のようです。

ただ、海外旅行となるとわからないことがいっぱい、しかも初めての海外旅行となるとなおさらの様で、色々質問されます。中でもよく聞かれるのが、「何日あったらいい?」というのと、「予算はいくらくらい?」という質問。これは台湾でやりたいこと、行きたい場所などによって変わってきますが、大体のイメージで考えると、3泊4日あると、食べ物や台北市内の有名観光スポット、ちょっと郊外の人気スポットまで、しっかりと満喫できるのではないかなと思います。予算も50,000円~100,000円くらいでしょうか。ツアーで飛行機とホテルがセットになったもののほうがお得なプランがあったりしますが、個人旅行でも相場はそれほど差がありませんので、仲のいい友人たちとわいわい相談しながら好きにプランを組み立てるフリープランの旅もいいと思いますよ。

ちなみに、初めての台湾旅行を計画している人に「行ってみたい場所は?」と質問すると、多くの人が「九份」をあげます。台湾の北東部に位置するこの「九份」は、ジブリ作品の「千と千尋の神隠し」のモデルとなった!と噂になり、知名度が一気に増した場所です。実際にはここがモデルだというわけではないようですが、それでも映画と同じようなノスタルジックな雰囲気が楽しめるとして人気を集めています。

この「九份」という地名の由来は、諸説ありますが、かつてこの付近には9世帯しか住んでおらず、交通も不便だったため、生活物資は全て水路を使って運ばれてきていました。その際にいつも“9世帯分”の物資を調達していたことからそう呼ばれるようになったといわれているんですよ。かつては9世帯だったと言われる「九份」ですが、1890年に金脈が掘り当てられ、“金の都”として金鉱山として栄え、多くの人がここに住むようになりました。しかし金と石炭の生産量が減り、1971年に閉山、その後はどんどん衰退していきました。ところが、1989年の侯孝賢( ホウ・シャオシェン)監督、梁朝偉 (トニー・レオン)主演の台湾映画「悲情城市」の舞台になったことで注目され観光地に。

最近では、先ほども言った通り、ジブリ作品の「千と千尋の神隠し」のモデルになった場所との“噂”から更に有名になりました。そんな「九份」を代表するイメージといえば、急な石の階段に沿って古い建物が並び、赤い提灯が輝く…その様子はとても幻想的です。中でも、「千と千尋の神隠し」に出てくる屋のモデルになったとも言われている茶芸館「阿妹茶樓(あめおちゃ)」。

この3階建ての建物は、各階、大きな木枠の窓に、小ぶりの瓦屋根、そしてその軒には赤い提灯が一列につるされていて、建物自体がノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。この「あめおちゃ」の3階のテラス席からは「九份」から海へと続く景色が楽しめますので、外観を写真に収めるだけでなく、中でゆっくりとお茶を楽しむのもおススメです。しかも「九份」は、この有名なフォトスポットがあるだけでなく、「あめおちゃ」以外にもゆっくりと景色とお茶を楽しめるお茶屋さんがあったり、オールドストリート沿いにはたくさんのお土産屋さん、食べ物屋さんがギュッと集まっていますし、最近は世界中から観光客が集まり、人でひしめき合っていますので、時間に余裕をもって訪れるのがいいと思います。

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