2016年5月20日に就任した蔡英文・総統が20日に就任から丸7年を迎えました。蔡・総統はこの日に記者会見を開き、内政、経済、国民生活など過去7年の実績を振り返りました。
蔡・総統は談話の中で、台湾は責任感あるリスク・マネージャーであることと、台湾海峡の平和と安定の維持に尽くす揺るぎない立場を重ねて表明しました。
蔡・総統は、「10年、20年後、この期間中のことを振り返れば、過去7年、私たちは、台湾に新たな定義づけを与えた。全世界にも台湾は欠かせない存在だということを新たに見せつけた」と、胸を張りました。
蔡・総統はまた、「平和は台湾海峡の間の唯一の選択肢。現状維持を各方面の最大公約数にすることは平和を確保する最も重要なことだ。今は国際社会が台湾を最も重視し、台湾に最も友好的な時だ。そのため、与野党は一致団結すべきだ。内部では民主的な選挙のため互いに競争することができるが、対外的には共に中華民国台湾を守るべきだ」と強調しました。
●友好国が相次いで台湾のWHA参加支持を表明、外交部が感謝