10月25日午後、今年で12回めとなる「LGBT(性的少数者)プライド」パレードが台北市内で行われ、性的少数者の人たちやその支援者、6万5千人あまりが参加しました。2003年に、台湾でこのパレードがスタートした際は、参加者はわずか500人でしたが、現在ではアジア最大のLGBTパレードとなっています。今年も、台湾の参加者だけでなく、日本やシンガポール、香港などのアジア各国・地域や欧米諸国など海外からの参加者も多数いました。そして、参加者たちは、パレードのほか、ステージでパフォーマンスやスピーチを行いました。こうした中、一番クローズアップされたのが、同性婚に関する話題です。台湾では、数年前から、民間団体による同性婚、家庭制度改革をもとめる動きが起きており、今、議論を呼んでいるんです。今週の「台湾ミニ百科」では、台湾における同性婚をめぐる議論についてご紹介いたしましょう。
台湾ミニ百科(2014/10/29)同性婚の合法化にまつわる議論
- 29 October, 2014