リスナーの皆様は、Suica、PASMO、icocaなど、いわゆる交通機関系のICカードをお使いになっていますか?最近は他のカードとの相互利用のほか、電子マネーとして使える場所が増えており、非常に便利になっていますよね。少額の買い物は全てICカードで済ませている、なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか。こうした交通機関系ICカードは台湾にも数種類ありますが、そのうち最も広く使われているのが、2002年に台北市民、新北市民の生活の足、MRT(台北新交通システム)のICカードとして台湾で初めて誕生した「悠遊卡(イージーカード)」です。悠遊卡は、これまでおよそ4800万枚発行されています。中華民国台湾の人口がおよそ2340万人ですから、この数の大きさがおわかりになると思います。悠遊卡の使用が開始された当初は、MRTや台北市・新北市エリアの乗合バスのIC乗車券としての利用に限定されていましたが、近年、日本の各ICカード同様、利用できる場所が大きく広がりをみせています。今週の「台湾ミニ百科」では利便性高まる交通機関系のICカード、悠遊卡についてご紹介しました。
台湾ミニ百科(2014/10/22)利便性高まる交通機関系ICカード「悠遊卡(イージーカード)」
- 22 October, 2014