近年、中華民国台湾そして中国大陸における共通語であるマンダリン、標準中国語の存在感が増し、アジアだけでなく、欧米、アフリカでもその学習熱が高まっています。近年の中国語学習熱は、中国大陸の経済発展によるものが大きいですが、中華民国台湾ではおよそ60年前から、世界各国で主に華僑を対象にして標準中国語教育を行ってきました。
近年、中国大陸が大量の資金、人員を投入、「孔子学院」など施設を開設し、多くの留学生を集める中、台湾で標準中国語を学ぶ留学生は初めて減少しました。こうした中、台湾の標準中国語教育界はその良質さを海外の諸国にアピールすることが求められています。本日の台湾ミニ百科では、台湾の標準中国語教育の歴史と魅力について、また今後の対策についてご紹介します。