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台湾ミニ百科(2017/09/13)「声で伝える美術館」(1)郭雪湖~圓山付近

  • 13 September, 2017
台湾ミニ百科
聲動美術館

「声で伝える美術館」は台北市立美術館の協力を得て制作しています。毎週台湾の著名な画家の作品を一点ご紹介します。今週ご紹介するのは郭雪湖の作品、「圓山付近」です。この作品とその内容をご紹介する動画は、動画の無料投稿サイト、YOUTUBEで視聴できます。

 

【RTI】 「声で伝える美術館」(1)郭雪湖~圓山付近

https://www.youtube.com/watch?v=4-a5au_tpjc&feature=youtu.be

 

1908年台北市内の繁華街、大稲埕蕃仔溝に生まれた郭雪湖は本名郭金火。日本占領時代の重要な画家の一人で、台湾の日本画の先駆者でもある。郭氏は1917年日新公学校で学び、三年生の時、担任教師の陳英声の指導の下、水墨画と水彩画の技法の練習を始めた。日新公学校卒業後、台北州立工業学校に合格したが、興味がないので中退。1924年、当時大稲埕を拠点に活躍していた著名な画家、蔡雪渓に師事した。「雪湖」という名は蔡雪渓がつけたもの。

 

1927年、第一回台湾美術展覧会が行われ、当時の著名な画家、蔡雪渓らはみな落選したが、弱冠20歳で無名だった郭雪湖、陳進、林玉山の青年3人だけが東洋絵画部門に入選したため、「台湾美術展覧会三少年」とたたえられ、3人とも一躍有名な画家となった。 

 

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