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ようこそT-roomへ (2022-09-28)-植物肉、コーヒーチェーンメニュー導入で注目度アップ!

  • 28 September, 2022

リスナーの皆様は、「植物肉」をお召し上がりになったことはおありですか。「植物肉」は文字通り、大豆やこんにゃく、小麦、えんどう豆、そら豆など植物性の原材料を使用して作るお肉そっくりの人工肉、代替肉のことです。プラントベースドミートと呼ばれることもあるようですね。


植物肉はアメリカ・マイクロソフト社創業者のビル・ゲイツ氏が2013年、アメリカの大型メーカーに投資したことで注目されたといいます。健康面はもちろんですが、牛のゲップなど家畜から排出される温室効果ガスは相当な量といわれていることから、肉を食べないことにより、地球温暖化を防げる、地球環境保護につながる、という見方もあるようです。


そしておよそ10年の時が経ち、植物肉は認知が高まり、世界中で口にできるようになりましたが、その一方、期待されたほどまでは普及していないという指摘もあります。実際、台湾では数年前、大手コーヒーチェーンのスターバックス、大手ピザチェーンのピザハット、そして日系のハンバーガーチェーンであるモスバーガーなどが、こぞって植物肉のメニューを生み出しましたが、主力商品にはなっていません。ただ、この7月から、今や台湾市場において、店舗数トップとなったコーヒーチェーン、「ルイーザコーヒー」が、植物肉のメニューの販売をスタートしたこと、そしてこの「ルイーザコーヒー」の創業者で董事長を兼任するフアン・ミンシエン氏が、個人名義で投資するベジタリアンレストラン「SUN BERNO」で、ルイーザで販売している植物肉を使ったメニューの展開を始めたことで、注目を集めています。

本日の「ようこそT-roomへ」では、植物肉に関する話題をご紹介しましょう。

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