中共の報道官が8月7日、SNSのツイッターに、「バイドゥマップで台北市の地図をみると、山東とついた餃子店が38軒、山西とついた麺の店が67軒ある、舌は人を騙せない、台湾は常に中国の一部分だと指摘、台湾ははぐれてしまった子供だ、いつの日か家に戻ることになる」と記したニュースは、台湾でも大きな話題となりました。このツイートを読んだ台湾の人の反応は反発というよりも、むしろ呆れに近いものでしたが、今回の一件で、中国大陸では改めて、インターネットで台湾の地図、特に台北市の地図を見て、多くの街道、道路の名に、中国大陸の地名が使われていることに気がついた人がたくさんいたようです。
本日の「ようこそT-roomへ」では、中華民国台湾、主に台北市における街道、道路名の名称決定に関する背景と、一部で起きている名称変更を求める台湾の人々の声をご紹介したいと思います。