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Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送ようこそT-roomへ(2022-05-11)-コロナ感染爆発、台湾の人々はどう見ている?

  • 11 May, 2022

各コーナーでもお伝えしています通り、台湾は4月に入ってから新型コロナウイルスの市中感染が爆発しています。先週の6日、台湾の新型コロナウイルスの新規感染者数は、過去最高となる36168 人、亡くなった人も過去最多の10人でした。ちなみに5日の日本の感染者数は2万779人でした。中華民国台湾の人口はおよそ2335万人、日本人口がおよそ1億2500万人ですので、人口あたりで考えても、台湾の感染者数は、すでに日本のおよそ9.3倍に達しています。

従来株やデルタ株については、徹底的な感染源の追跡と、濃厚接触者の隔離、セミロックダウンなどによって抑え込みに成功した台湾でしたが、昨年の年末から流行しているオミクロン株については、抑え込みには成功していませんでした。とはいえ、わずか2ヶ月前の3月10日には、国内の新規感染者が0であったことを考えますと、どれほど感染力が強いかおわかりいただけると思います。

台湾では市中感染が拡大した昨年の5月以降、政府や各種団体の尽力によりワクチンを確保、5月4日時点で、ワクチン2回接種を済ませた人が全体のおよそ80%、ブースター接種を済ませた人もおよそ60%に達しています。オミクロン株については、感染者全体の99.7%の人が軽症、無症状と、大多数の人にとっては大きなリスクとなっていません。その為、セミロックダウンとなり、街から人の姿が消え、店内での飲食が禁止となった昨年5月から7月の時ほどの緊張感はありません。

ただ、高齢者や疾病をもつ人、いわゆる高リスクの人を中心に中等症、重症の方は出ており、感染者の増加と共に死者も出るようになり、今年に入り、亡くなった人は43人に達しています。市中感染が爆発する中、行政や医療はパンク、4月末には、簡易検査での陰性を条件に、濃厚接触者の隔離日数が大幅に短縮されました。9日からは、入境者の隔離日数も短縮されました。

台湾はすでにゼロコロナ、抑え込みを目指すのではなく、感染拡大防止と経済活動、社会活動を並行して行っていくというスタンスにシフトしています。コロナとの共存という形に移行した台湾ですが、人々はどのように捉えているのでしょうか。台湾の民間シンクタンク、財団法人台湾民意基金会による世論調査の結果をご紹介いたしましょう。調査実施時期の4月17日から19日は、感染者数がまだ4ケタに達したばかり、重症化率は横ばいながら、感染者数が数十倍に増えた現時点では、状況が変わっている可能性もありますが、その点はご了承ください。

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