台湾でおいしいビーフンの代名詞といいますと、なんといっても「新竹米粉」です。台湾北西部、新竹の独特な気候がビーフン作りにとても適しているビーフンの里。「新竹米粉」という四文字はすでにブランドとして定着し、世界各地にも輸出されて、一年間に50億元(日本円およそ170億円)を売り上げているそうです。でも、今年7月1日から始まった新しい制度では、商品表記と成分を一致させる、というもので、「米粉」と名乗れるのは、100%お米を使った製品だけ、ということになりました。米25%、コーンスターチ75%を黄金のバランスとしている新竹米粉は、「米粉」と名乗れないというのです。「これは困る!」反発したビーフン業者が政府に陳情する事態が起こって、ビーフン業界は大混乱。さて、この事件の結末はいかに?
ようこそT-roomへ(2014/07/02)「新竹米粉」を守れ!ビーフン騒動記
- 02 July, 2014