日本の女子ゴルフツアーの2015年度開幕戦、ダイキンオーキッドレディスが3月6日から8日まで、沖縄の琉球ゴルフ倶楽部で開催されました。8日に行われた最終ラウンドでは、首位と1打差の2位でスタートした台湾出身のテレサ・ルー(盧曉晴)選手が65をマーク、通算14アンダーの202で見事な逆転優勝、優勝賞金日本円1800万円と、副賞のフィッシングボートを獲得しました。去年12月の最終戦LPGAツアーチャンピオンシップから年をまたいで2連勝、ツアー通算5勝目という快進撃です。このニュースは早速台湾でも大きく報道されて注目を集めています。
日本でプレイするようになって今年で5年目、テレサ・ルー選手にとって、去年はまさに、実り多い一年でした。同一年度公式戦2勝を含むツアー3勝、賞金ランキング第2位と、その活躍ぶりは目覚しく、年末のLPGAアワードでは、敢闘賞を受賞。そして、今月の優勝。好発進でますます勢いに乗ってきた感があります。いつもグリーンの上では、明るくさわやかな笑顔を絶やさないテレサ・ルー選手、日本語を勉強中ということで、日本では、思ったことをまだ全部、思い通りに話せないもどかしさがあるようですが、自分で自分を、細かいことをあんまり気にしない大雑把なタイプだというくらい屈託のない性格。今日は、台湾メディアが伝えるテレサ・ルー選手の素顔を覗いてみましょう。