1947年、国民党政府の弾圧で多くの台湾人が殺傷されたた228事件が、76周年となった今日、台湾最大の方言、台湾語による歌「黃昏的故郷」をお送りいたします。日本語でいうと、「故郷の夕暮れ」です。
原曲は日本の演歌歌手、三橋美智也が1958年に発表した「赤い夕陽の故郷」です。台湾語で歌われるカバーバージョンは、初出が1960年。台湾の国宝歌手、文夏による発表されました。白色テロ時代に、国民党政府に「故郷を懐かしく思う気持が軍人の士気を低下させる」を理由として禁止されていました。
そして今週、お聞きいただくバージョンは、台湾の大御所ロックバンド、董事長楽団(ザ・チェアマン)は2016年に文夏とコラボしたバージョンです。