今週は、1980年代から1990年代にかけて活躍していた、台湾の人気女性歌手、林慧萍(モニク・リン)の歌、「滿天小星星」をご紹介します。曲名「滿天小星星」は、「満天の星」という意味です。
1984年に発表されたこの曲の原曲は、日本の女性シンガーソングライター、松田聖子による「赤いスイートピー」です。恋愛の初期段階で女性のほうが積極性をもって恋愛を引っ張っていくかのような男女関係を描いている歌です。カバー曲の「滿天小星星」は、二人の恋ではなく、女性が片思いを星に託すことに、焦点を当てていることが最大の相違点です。