今週は、台湾の女性歌手・魏如萱(ワーワー)の「曬傷」(日焼け)をご紹介いたします。
魏如萱は、ドールを意味する「ワーワー」というニックネームで親しまれています。2003年にインディーズバンド「自然捲」(ナチュラルQ)のボーカルとしてデビューし、発表された曲が次々と大手会社のコマーシャルソングに選ばれましたが、2006年に喉の不調でバンドを脱退し、一年間活動を休止しました。今のワーワーはソロミュージシャンとして音楽活動をしているほか、俳優、作家、ラジオのDJなども務めており、いろんな分野で活躍しています。
今日ご紹介する曲「曬傷」(日焼け)は、好きな人に近づけるために努力を惜しまない人たちのことを、太陽が好きな人に譬えています。「あなたの眼差しは目まぐるしすぎて、遠すぎた。そこに私たちの夏はあるでしょうか。肌が黒くなって、心の皮もむかれても、元に戻れない顔は変わらずに美しい」と、相手が振り向いてくれなくても、今まで頑張ってきた自分のことを否定しなく、傷付かれても自信を持って次へ進むよう歌っています。