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ウーロンブレイク(2015/11/19)Takanow「一体何が彼のもの(他的) 」

  • 19 November, 2015
ウーロンブレーク(火曜日)
RTI

今週は、台湾の原住民族、ルカイ族とパイワン族とミックスの男性歌手、Takanowこと、李国雄(リー・グオション)の楽曲をお送りしましょう。

 

李国雄は1961年に、台湾最南端の屏東県で生まれました。Takanowはパイワン語で「大きなカンムリワシ」という意味です。国立台湾大学の社会学部に進学、兵役を終えたあと、親の希望に従い、故郷屏東で中学校の教師を務めました。

 

中学教師になってからギターを始めたTakanowは音楽に興味をもち、故郷を離れ都会で暮らす原住民族の人々の心境を歌った曲「ふるさとに帰りたい」を書き上げました。その後、教師を辞め、しばらく放浪生活を送った彼は、歌手として生きることを決め、1993年に原住民族の音楽ユニット「原音社」を結成、1999年にはミニアルバムもリリースしました。2002年には、原住民族のバンド「リーマーバンド」結成、ボーカル兼ギターとして参加したほか、2003年にはソロアルバムもリリースしました。

 

その後も、精力的に活動。ハスキーな歌声、メッセージ性の強い歌詞により、原住民族の思いを発信し続けているTakanowは、原住民族を代表する男性歌手の一人となっています。2013年には台湾のレコード大賞にあたるゴールデンメロディーアワード原住民族語部門最優秀シンガー賞にノミネートされました。

 

今週のウーロンブレークでは、このアルバムに収録された一曲、時代の変化に戸惑う原住民族のお年寄りをテーマとした「一体何が彼のもの」をお聞きいただきましょう。

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