:::

Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送ミュージックステーション(2021-09-27)陳建年『人之島(Ponso no Tao)』:離島・蘭嶼の美を伝えるアルバム

  • 27 September, 2021
ミュージックステーション
(写真:アルバムカバー)

皆様は、台湾の離島、蘭嶼を観光したことはありますか?

台湾南東部の海に浮かぶ島、蘭嶼は、台湾の原住民族、タオ族が暮らしているため、豊かな大自然の他にも、原住民族の伝統文化が楽しめる島として知られています。

今週は、そんな蘭嶼の風貌を伝えているアルバム『人之島』をお楽しみいただきたいと思います。

 

アルバムの歌手、陳建年についてご紹介いたしましょう。陳建年は、主に台湾東部で暮らしている原住民族、プユマ族の男性歌手です。彼は2000年に、台湾のレコード大賞、ゴールデン・メロディ・アワードで、ワン・リーホン、ジャッキー・チュン、デイビッド・タオ、ハーレム・ユーなど、中華圏で広く名を知られている大物歌手たちを負かし、標準中国語部門の最優秀男性シンガー賞を受賞したという輝かしい成績があります。

ところで、陳建年は多くの受賞者のように、受賞を機に、音楽活動にさらに力を入れるのではなく、今まで通りに、本業である警察官の仕事をしつつ、その合間に、趣味である音楽を創作していました。2017年9月、陳建年は30年と10ヶ月の警察官の仕事に別れを告げて定年退職し、音楽創作に専念するようになりました。

蘭嶼のためにアルバムを作ることは、陳建年が長年からずっとやりたかったことです。実は、ちょうど陳建年がゴールデン・メロディ・アワードを受賞した2000年に、彼は蘭嶼に転勤することになりました。それから定年まで、17年間も蘭嶼で過ごしていました。退職して蘭嶼から離れた2年後、かつて蘭嶼で過ごした十数年間の思い出がかえって鮮明に脳裏に浮かんできたことから、陳建年は長く計画していた蘭嶼のためのアルバムを完成しました。

アルバムのタイトル『人の島(Ponso no Tao)』は、蘭嶼が蘭嶼と呼ばれる前に、タオ族人がこの島に対する呼び方です。アルバムには、17曲が収録されています。陳建年が創作した蘭嶼のイメージミュージックと、蘭嶼の住民とのフィーチャリングソングが多いです。フィーチャリングソングでは、陳建年は自分より、蘭嶼の住民たちの歌声を引き立てているように感じています。豊かな大自然、タオ族の伝統文化、住民たちの情熱さなど、蘭嶼の良さは、全てこのアルバムから伺えます。

※9月27日にご紹介する曲:
1.「manawey之歌」(manaweyの歌)
2.「蘭嶼情歌」(蘭嶼のラブソング)
3.「Ponso no Tao」(蘭嶼)
4.「美麗心蘭嶼」(蘭嶼の美しい心)

(編集:曽輿婷/王淑卿)

 

Program Host

関連のメッセージ