今日お届けするのは、台湾語歌謡です。一般的に、台湾語というのは、方言ということもありまして土着性が強く、歌も、全般的に、演歌っぽいメロディが似合うという特性があります。でも、台湾の原住民族、ブヌン族の血を引くエキゾチックな女性シンガー、ショウラン マヤ(秀蘭瑪雅)は、そんな台湾語の歌を、ボサノバやリズムアンドブルースといった、西洋テイストを取り入れて表現する、とても珍しい歌手です。歌唱力には定評がありますが、去年11月にアルバムをリリースした時、ご紹介するタイミングを逸してしまっていました。遅ればせながら、彼女の魅力的な歌声をたっぷりとお楽しみいただきます。
アルバム名:思念的歌
曲名:
1.青春的夢 青春の夢は、きれいな花が落ち葉に変わるのと似ている・・・恋人を待ち続ける切ない気持ちを歌った一曲
2.思念的歌 偶然の出会いで恋人たちの世界に入ってきた女性。恋人の気持ちはいつしかそちらへ・・・
3.酔心探戈(心を酔わせるタンゴ)俳優としても活躍する黄文星とのデュエット作品。幸福感たっぷりのラブソング♪
4.相思簽 「簽」というのは、おみくじ、サインという意味。愛情を約束した「相思簽」を頼りに、人間界で千年の愛を探す女性の物語。
5.無惜代價(どんなことをしても)代償は問わない、自分の一生をかけても愛する人の一言がほしい、と歌うラブソング♪