インタビュー
サンリオ台湾(三麗鷗股份有限公司)総経理・李明勳
「ハローキティinタイワン、台湾のライセンスビジネス(下)」
先々週に続いて、サンリオ台湾総経理の李明勳さんにお話をうかがう。
今回は、ライセンスビジネスのお話の他に、李さんと日本とかかわりもお聞きする。
もともと、両親の商売が日本と関係するものだったので、日本人との接触はあった。戦国時代を描いた日本の漫画が大好きで、早く読みたいので日本語のまま漫画を読んでいたという。
台湾で法律を学んだ李明勳さんは、大学の法律の先生になるため、日本の大学院に留学する。とても楽しく留学生活を過ごしたそうだ。
その法律の勉強の途中で、実社会を経験するために台湾で就職するのだが、それがサンリオ台湾だった。その初めての就職先で、現地スタッフとして初めての総経理を任されることになる。そのまま、日本の大学には戻っていない。それほど魅力的な仕事なのだろう。
その李明勳さん。日本の和服が趣味だ。本人によると、趣味というよりファッションなのだそうだ。会社のオフィスにもかなり頻繁に和服姿で出勤するのだそうだ。
李明勳さんの日本人に対する見方も含めて、お話をうかがう。
【李明勳(リー・ミンシュン)】
■学歴
台湾大学法学部卒業
日本・中央大学法学研究科博士課程
■経歴
サンリオ台湾(三麗鷗股份有限公司)法務担当
現在は同社総経理
(インタビュー:早田健文)