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Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送台湾博物館(2020-10-04)台湾の養豚産業とアメリカ産ラクトパミン豚の輸入解禁――王良原

  • 04 October, 2020
ミュージアム台湾(台湾博物館)
王良原さん。農業委員会企画局で。王さんは、台湾での農産物の農産物の生産履歴に関する第一人者で、初期の立ち上げにかかわった人だ。(写真:王良原さん提供)
ミュージアム台湾(台湾博物館)
王良原さん。母校である台湾大学農学部の特別授業で。(写真:王良原さん提供)
ミュージアム台湾(台湾博物館)
台湾雲林県の肉品市場。(写真:CNA)
ミュージアム台湾(台湾博物館)
台湾では、屠畜場で処理したまま冷却せずに市場に流通させる「温屠体」と呼ばれる豚肉の人気が高い。しかし、衛生管理面では問題が指摘されている。(写真:CNA)
ミュージアム台湾(台湾博物館)
大型スーパーで販売されている台湾産豚肉。豚肉の台湾産はブランドだ。冷蔵・冷凍で衛生管理も行き届いている。(写真:CNA)

インタビュー

王良原

「台湾の養豚産業とアメリカ産ラクトパミン豚の輸入解禁」

 

蔡英文総統が、去る8月28日、突然、ラクトパミンという化学物質が残留するアメリカ産豚肉の輸入を解禁すると発表し、賛否の議論が沸騰している。

食の安全に対する不安、台湾の養豚業への影響で、反対の声が強い。

そのうち、台湾の養豚産業への影響はどうなのか。まずは台湾の養豚業の現状を知る必要がある。

台湾の東海大学農学院食品系准教授を務めたことがある王良原さんは、台湾の養豚産業の専門家だ。また、農産物の農産物の生産履歴、トレーサビリティーら関する認証制度の第一人者で、初期の立ち上げにかかわった人だ。

台湾の豚肉は、23年ぶりに輸出を再開できることになった。1997年に台湾で豚の口蹄疫が発生して以来、豚肉の輸出は完全にストップしていた。それが、今年6月16日、台湾は、国際獣疫事務局(OIE)から、蹄疫感染の清浄国に認定されたのだ。

台湾が豚肉輸出を再開しようとした矢先の、アメリカ産ラクトパミン豚の輸入解禁だ。台湾の養豚業はどう対応するのか。かつて、台湾産豚肉の最大の輸出先だった日本への輸出、再開できるのか。台湾の養豚産業の自信と課題も含めて、お話しいただく。

 

【王良原(ワン・リャンユェン)】

台湾南部出身で、大学時代は農学部畜産学科を専攻した。1992年からは広島大学大学院生物圏科学研究科に留学し、1998年に博士(農学博士)を取得した。

元台湾・東海大学農学院食品科学系准教授。

台湾における農産物トレーサビリティー及び生産履歴に関する認証制度の第一人者。

2016年行政院農業委員會第26屆優秀農業人員(学者部門)に選出。

農業行政・食品衛生関係の政府の各種専門家委員会の委員を務める。

現在、広島に在住。

(インタビュー:早田健文)

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