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台湾新幹線こと、台湾高速鉄道は12月1日、北西部・苗栗県の苗栗駅、中部・彰化県の彰化駅、雲林県の雲林駅の3駅が同時に開業した。午前10時、司会者の「五、四、三、ニ、一」というカウントダウンの後、3つの駅では、来賓が、新駅開業の象徴として列車の運転台に取り付けられているマスターコントローラーを模した銀色のバーを倒し、新たな一ページを切り開いた。
台湾高速鉄道は2007年1月、北部・新北市の板橋駅から、南部・高雄市の左営駅間で開業、3月には台北駅もつながった。それ以来、台北、板橋、桃園、新竹、台中、嘉義、台南、左営の8駅で運行してきたが、開業からおよそ9年ぶりの新駅開業だっただ。
なお、この新三駅の開業と共に、運賃も2013年10月、運賃の値上げが実施される前の水準に戻った。始発駅の台北駅から終着駅の高雄左営駅までの運賃を例にとると、台湾元1630元から1490元に値下げした。
12月6日の台湾博物館では、録音を交えながらこの新三駅の開業と地元の観光資源を紹介している。どうぞお楽しみください。