今週は、台湾国際放送の運営母体である、中央放送局と、台湾の非営利メディア「児童・青少年ザ・リポーター」とのコラボで製作している「児童・青少年ザ・リポーター、読み聞かせコラム」をお送りいたします。
「児童青少年ザ・リポーター」に掲載されている文章を月二回お伝えいたします。
「児童青少年ザ・リポーター」は、台湾の非営利メディア「ザ・リポーター」が児童・青少年のためにディープな報道を行うのに立ち上げたブランドです。ディープな報道を通じて子どもと青少年と共に、この世界に対する理解を深め、未来へ邁進するのが目的です。
今週のテーマは「エアコンのほか、インド、シンガポール、ドイツがどのようにして建築物と都市の温度を下げるか」となっています。
地球温暖化が進む中、高温の脅威にさらされている国々ではエアコンの普及率が上昇しています。それは熱中症の発生を防ぐためです。しかし、エアコンは大量の電力が必要であるほか、CO2を排出するデメリットもあります。そのため、世界各国は、いかにして建築物と都市の設計から温度を下げるかを考え始めました。
建築家が知恵を出し合った結果、風通しを良くすること、日差しを遮ること、熱を発散させること、熱を隔てることなどの方法を考え出して室内を涼しくしてエアコンに対する依存度を下げようとしています。
台湾は湿気が高くて暑いです。人口は高度に都市部に集中しています。そのため、建築物と都市設計における減温などの措置は、台湾が温暖化の問題に対応する重要なポイントになっています。
今週はほかの国々の対策から、台湾が学ぶべきものを探しましょう。