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Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送きょうのキーワード(2022-01-28)「春節症候群」:旧正月はストレスが溜まる?

  • 28 January, 2022
きょうのキーワード(金曜日)
(写真:CNA)

今日ご紹介するキーワードは、「春節症候群(旧正月症候群)」です。

中華圏にとって、旧正月は、1年の中で最も重要な行事の一つです。旧正月には1週間ほどの休みがありますので、人々はこの間を利用して、親族を訪れたり、家族旅行に行ったりするなど、親族との絆を深め、このせっかくの長期休暇を満喫します。

ところで、旧正月休みのこの一週間、頻繁に行われている親族との交流は、時には人にプレッシャーを与えてしまいます。そのプレッシャーにより、旧正月が近づくにつれて、精神的あるいは体に不調を感じてしまいます。これが「旧正月症候群」です。

旧正月症候群になりやすい最も典型的な例は、夫の家に嫁いだ嫁です。中華圏の習慣によりますと、大晦日は家族全員が集まり、共に食事をとって過ごす日です。ところで、女性は結婚した後、生家ではなく、夫の家で大晦日を過ごすことになります。新しい家族の好感度を上げるために、嫁は色々気を配って、立ち振る舞わなければいけません。どんな料理を作るか。お年玉や親族への手土産はどのくらい用意すればいいのか。家族旅行はどこに行くのかなど、頭を悩ませる問題が次々と出てきます。夫の親族と食事するより、普段どおりに会社に出勤し仕事をしたほうがずっと楽かもしれません。

旧正月の集まりでよくストレスだと思われる、もう一つのポイントは、親族からの質問攻めです。これに関しては、若い人ほど実感しています。「近況の確認」という名義で、彼氏・彼女はできているのか、今どの会社で就職しているのか、給料はいくらなのか、いつ結婚するかなど、個人のプライバシーに関する質問をどんどん投げかけられます。答えたくなくも、なかなか逃がしてくれません。そろそろ我慢の限界に達しても、相手は親族ですから、キレてはいけません。それが嫌で、旧正月に不快感を抱くようになり、「旧正月症候群」になった人は少なくありません。

医者によりますと、旧正月症候群が深刻になった場合、動悸、めまい、胃腸の不調などの身体的な症状が出ます。精神的にも、気分の落ち込み、イライラ、怒りっぽい、不眠、食欲不振または暴食、生活リズムの乱れなどの症状があります。そうならないよう、適切なストレス発散が必要だということです。親族への付き合いだけでも、意外とストレスがたまるものですね。

(編集:曽輿婷/王淑卿)

 

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