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Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送きょうのキーワード(2021-12-03)「恐怖情人」に要注意!

  • 03 December, 2021
きょうのキーワード(金曜日)
マスコミの前で交際相手からの暴行を受けたことを告白した高嘉瑜・立法委員。首のあたりにはうっすらと傷跡が残っている。(写真:CNA)

今日ご紹介するキーワードは、「恐怖情人」です。ここの「恐怖」は、日本語の恐怖とは少々意味が違います。形容詞として、怖い、恐ろしいという意味です。「情人」は恋人のことです。直訳しますと、「恐怖情人」は、「恐ろしい恋人」ということです。

文化部のインターネット百科事典「台湾大百科辞書」を引用して、この言葉の定義をご紹介いたしましょう。「恐怖情人」とは、口では「好きだよ」、「愛している」と言っているけれど、いつもパートナーに不快な思いをさせ、恐怖と無力感を感じさせるような恋人のことです。自分の行動がもたらした結果を全てパートナーのせいにし、いざパートナーから別れ話をされると、過激な方法でそれを阻止しようとします。場合によっては、パートナーに死ぬことを強要したりするなどの恐ろしい手段も取ります。文面通り、「恐ろしい恋人」ですね。

今交際している相手、あるいは過去に交際関係にあった人によるストーカー被害、暴力事件、殺人事件などが発生したら、台湾のメディアと社会はその犯罪者のことを「恐怖情人(恐ろしい恋人)」と譬えます。

最近、「美人政治家」で知られている、台湾の与党、民進党の女性立法委員、高嘉瑜氏は、交際相手の男性から暴行を受けたと告白したことで、台湾のニュースでは、しばらく「恐怖情人(恐ろしい恋人)」の話題でもちきりになっていました。まさか立法委員ほどの有名人でも、DV彼氏のことに悩んでいるとはと、ニュースを見て驚いた人は少なくないようです。

高嘉瑜・立法委員のニュースを機に、台湾南部・台南市の警察局はこのほど、「恐怖情人(恐ろしい恋人)」に共通する7つの特徴を発表し、「恐怖情人(恐ろしい恋人)」への注意を促しています。この7つの特徴とは、

一、監視癖があって、独占欲が強い。常に恋人の行動を把握しようとしていること。
二、恋人を叱ったり、見下したりする習慣があること。
三、アルコールを過剰摂取、または覚醒剤を使う習慣があること。常に暴力をふるい、暴言を吐くこと。
四、自傷行為を行っている、またはその記録があること。自殺で恋人を脅迫しようとすること。
五、情緒不安定で、キレやすいこと。
六、過去の恋人との別れに触れたとき、常に怒りが収まらない様子をしていること。
七、異常な嫉妬や妄想を持ち、疑い深いこと。深刻な場合、恋人の第三者との接触でさえも禁止する。

などです。もし皆様の周りにこのような人がいれば、どうか気をつけてくださいね。

(編集:曽輿婷/王淑卿)

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