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Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送きょうのキーワード(2021-09-10)「韭菜(ニラ)」:9月の雪、株式市場でも使われる?

  • 10 September, 2021
きょうのキーワード(金曜日)
毎年の9月から10月初旬にかけて、一面に広がる真っ白のニラの花は、まるで地上に降り積もる雪のようなので、9月の雪と呼ばれている。(写真:花蓮県提供、CNA)

一、9月の雪「韭菜花(ニラの花)」

9月に入りました。日本では少しは涼しくなったのでしょうか?台湾北部、桃園市の大渓区では最近、雪が楽しめます。これは、冬の寒い日に降る雪のことではありません。毎年の9月にしか楽しめない、「9月の雪」と呼ばれる植物、ニラの花です。
ニラの中国語は「韭菜」。その後ろに花という字を付け加えたら、ニラの花「韭菜花」となります。
桃園市の大渓区には、広さおよそ100ヘクタールのニラの花畑があります。毎年の9月から10月初旬にかけて花が咲き、一面に広がる真っ白のニラの花は、まるで地上に降り積もる雪のようなので、9月の雪と呼ばれています。桃園市では毎年この時期になりますと、ニラの花フェスティバルが行われ、台湾の秋の楽しみの1つとなっています。
今年は上半期の干ばつと、新型コロナウイルスの影響で、ニラの花フェスティバルの開催も打ち切りとなりました。しかし、桃園市大渓区のニラの花畑は、相変わらず人気のインスタ映えスポットとして、ネットで話題となっていますよ。

二、株式市場で使われる言葉「割韭菜」とは?

中国語のニラ「韭菜」は、株式市場では野菜以外の意味があります。
ニラは、暑さにも寒さにも強く、とても強靭な野菜です。たとえその葉っぱを刈り取っても、またすぐに新たな葉っぱが伸びてきます。そのたくましさは、株をちょこちょこ買っては損をする素人投資家に譬えられています。
そういう素人たちが損をしたお金は、大体株式市場を動かしている機関投資家や、莫大な資金を抱えているベテラン投資家の懐に入ります。どれだけお金が刈り取られても、怖いもの知らずの素人たちは、生命力の強いニラのように次々と参入してきますので、ニラは株式市場の素人投資家の代名詞となっています。

株式市場における「ニラ」の特徴は、3つあります。
1、株価が高いときに買い、低いときに売る人。
2、実力が伴わず、口だけが上手な人。
3、ただ他の人を参考に、儲かりそうな銘柄を買っているだけで、それぞれの会社に対する理解が浅い人。
この3つのどれかに当てはまったら、株式市場の「ニラ」になるということです。

そして、そういう素人投資家たちが損したお金で、機関投資家たちが儲かることは、「割韭菜(ニラを刈り取る)」と言います。
株式市場のニラにならないよう、気をつけましょうね。

(編集:曽輿婷/王淑卿)

 

 

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