今日ご紹介するキーワードは「20年前」。
今週、火曜日(3/8)からこのキーワードが台湾中で盛り上がっています。
なぜ今、「20年前」というキーワードが話題となっているのかというと、今週火曜日(3/8)、大Sこと徐熙媛(バービー・スー)が電撃再婚をしたんです。
徐熙媛といえば、台湾版「花より男子」のヒロイン・つくし役として日本でも人気を博した台湾の女優。リスナーの皆さんの中にもファンの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
徐熙媛は、昨年(2021年)11月に中国の実業家・汪小菲氏と離婚をしたばかり。離婚からわずか4か月での電撃再婚にもびっくりなんですが、そのお相手というのが、韓国の男性ユニット「CLON」のDJ KOOこと、ク・ジュンヨプ。なんと、20年以上前にお付き合いをしていた“元カレ”なんです。
なんでも、ク・ジュンヨプが、彼女の離婚のニュースを知り、20年前の(電話)番号を探して連絡してみたところ、番号は変わってなくて、また連絡を取り合うことになったんだそう。
そして、「あまりに長い時間を逃してしまった。また時間を無駄にしてはいけない」と2人の意見が一致し、残りの人生を共に歩むことを決意したんだそうです。
何より“20年前”の電話番号を、ク・ジュンヨプの方はまだ残していた、徐熙媛の方はまだ使っていたということにみんな驚きで、その電話番号のおかげで二人の縁が再び結ばれたというわけで、「電撃再婚」ということよりも「20年前」というワードがあちこちで飛び交っています。
特に二人が結婚を発表したインスタグラムでは、そのコメントの画像を模した背景や書体で、「20年、私たちの電話番号は変わっていません。いつでも予約の電話してくださいね」というお店のアピールや、「弊社の電話番号は20年変わっていません、いつでも電話してきてください。社員熱烈募集中!」といった求人、さらには「20年に渡って電話番号が変わっていないかどうかはわかりません、でも40年に渡って教育精神と品質は変わっていません」とか、「私たちのモデルはずっと変わっていません。50年前に愛した車への愛、その大切な絆をこれからも大切にしたい。 HONDA CB1100RS」…というように、もはや「20年」関係なく、その熱い思いを語るものまでいろいろな画像が「#20年」と共にアップされています。
また、芸能界からも。こちらも日本でも人気だった飛輪海のアーロンこと炎亞綸も「20年前」に絡めてコメント。なんでも炎亞綸は、この20年のうちに5回ほど電話番号を変えているそうで、本人が「道理でまだ結婚してないわけだ」とコメントして、芸能ニュースに取り上げられていました。
皆さんは、20年前の電話番号、まだ使っていますか?もしかしたら、懐かしい人とのご縁が復活するかもしれませんよ。
ちなみに、台中市の警察署が運営する「TCPB局長室」というフェイスブックサイトの中の人は、「多くの詐欺事件は、友人や親戚を装って電話をかけ、『私が誰かあててみて』という手口を使うので気を付けて!20年前の懐かしい人から電話がかかってくるのは、詐欺か借金のどちらかだ」と注意を呼び掛けています。