今日ご紹介するキーワードは「高雄哪裡可以放煙火」。
ちょっと長いですが、この意味は「高雄のどこだったら花火を上げていいですか」です。
明日(12/31)は大みそか。台湾では世界的にも有名な台北101の年越し花火が行われるほか、各地でもカウントダウン花火が打ちあがります。
そんな花火と言えば、特別なお祝いやお祭りの際に打ち上げられるものですが、ある一人の男性が先日、ふと興味本位で、「Googleアシスタント」にこの今日のキーワード「高雄哪裡可以放煙火(高雄のどこだったら花火を上げていいですか)」と聞いてみたんだそうです。
すると「Googleアシスタント」の女性が2秒後、驚く回答をしたんです。
その回答は…
「高雄市の条例に関する共用システム資料によりますと、一、石油精製工場、二、ガソリンスタンド、ガススタンド、漁船給油場、三、石油貯蔵設備のタンクエリア、四、弾薬庫、火薬庫…」
と答えたんです!
これ、どれも火気厳禁エリアですよね。
質問をした男性もびっくり!頭の中がハテナでいっぱいだったそうです。
そこでその動画をネットにアップしたところ、ネットユーザーたちからは、「巨大な花火を打ち上げたいの?」、「この花火は壮観だろうね~」といったコメントから、「お巡りさん、この人とっても危険だから早く捕まえてください」とか、「(花火を上げに)行くときにはお知らせしてよ。ニュースチャンネルに知らせるから」といったコメントが続々と書きこまれました。
実は、実際に高雄市の「高雄市爆竹煙火施放管制自治條例(爆竹・花火打ち上げ管制自治条例)」というものがあって、その第一から第四までが「Googleアシスタント」がコメントしたものと合致していました。
しかし、内容はあっていても、肝心の「OK」か「NG」かを間違えてしまうとおおごとですよね。
ネット上では、「Googleお姉さんは高雄を吹っ飛ばしたいの?」とか、中には「このスマホは間違いなく中国製だ」などと言ったブラックジョークのコメントもありました。
でも「Googleアシスタント」もそんな勘違いをすることがあるんですね。
この勘違いに、多くの人が笑い泣きをしていました。