日本も梅雨明けしていよいよ夏到来ですね!
夏の薄着のシーズンになると、あぁ、ここの余分なお肉が…なんて洋服で隠せなくなる自分のスタイルに凹んでしまうのはきっと私だけではないと思います(苦笑)。
台湾では暑さもあって、年齢を問わず、ショートパンツ姿の人や、背中が思いっきり開いている服を着ている人など、日本と比べて露出の高い服を着ている人を良く見かけますが、みんな足もスタイルもすらっとしている人が多く、うらやましいな~なんて思ってみているんですが、台湾の人たちの中では、「日本人女性はどうしてみんなあんなに細いの?」という話題がよく持ち上がります。
先日も台湾のネットで「日本に旅行に行ったことがある皆さん、街を歩いている多くの日本人女性がみんなスリムだということに気が付かなかった?しかも若い人だけじゃなく、お母さんや、年配の女性たちもみんなスリムでエレガントな姿ですよね」と話題に上っていました。
「日本人女性は運動をあまりしないのに痩せている」とうらやましいんだそうです。
これは世界の肥満率調査結果が発表されると毎回話題に上るのですが、日本人女性は先進国の中でもスポーツ実施率が低く、最も痩せているというデータが出ています。
そこで、「なぜ運動もあまりしないのに痩せてるのか?それは日本人の食生活習慣にある。その5つの習慣を学ぼう!」と話題となっているんです。
その5つの習慣とは…。
一つ目は「朝食を重視」
日本人にとって朝食は必要不可欠なもので、日本のドラマやアニメなどでも、よく家族そろって朝食を食べているシーンが出てくる。伝統的な日本のお母さんは朝、お味噌汁を作り、魚を焼いて、栄養豊富な朝ご飯を準備している。この朝ご飯の習慣が、一日を元気に過ごせて、さらには身体の代謝を促進する。
二つ目は「調理方法」
日本の伝統的なおかずの調理方法の多くは煮る、焼くなどの方法で、調味料を大量には使わず、食材の味を生かしたシンプルな味付け。そのため、油や塩分、食品添加物もあまり多くない。
三つめは「おかずの組み合わせ」
一般的な日本式の定食は、主菜1品に小皿のおかずや漬物を合わせている。主食は白米が中心で、カロリーは決して低くはないが、適度な満腹感を得られる。ただポイントはおかず。少量の多様なおかずを組み合わせることで、料理全体が豊富に感じられ、主食の量を増やすよりもカロリーが抑えられる。
四つ目は、「お茶文化」
日本人は生活の中でお茶を飲むことが多く、しかも緑茶は砂糖の入っていない飲み物。お茶は水分を補給できるだけでなく、抗酸化作用もあり、しかもカロリーゼロ。お肌にも身体にもいい。
そして五つ目は「適度なスイーツ」
多くの女性は甘いものが好きで、日本人も例外ではない。しかし、敏感な人は、日本のスイーツは繊細で小ぶりなものが多い。そして女性はスイーツの摂取量を意識してコントロールしている。また、温かいお茶と一緒に食べることで早く満腹感を得られる。
…というように分析しています。いかがですか?
「あぁ、そうかも」と思う部分がほとんどではあるのですが、私の場合は、「あら、この習慣、ほとんど忘れてしまっている!だからか…」なんてちょっと自虐的になってしまいました。
しかし、よく観察していますよね。
ただ、確かに台湾のおかずは脂っこいものが多いなという印象はありますが、朝食を食べる習慣ありますし、お茶文化もあります。
さらにはここ数年は空前の運動ブーム。男性だけでなく、女性も結構ハードな筋トレをしている姿をよく見かけます。そして台湾のベジタリアンフード・素食のお店以外にも、ヘルシー弁当のお店もここ数年ですごく増えました。
台湾では“ダイエット”をするというよりは、健康に気を遣う人がすごく増えたなという印象です。そして最初にも言いましたが、本当にスタイルのいい人も多いと思うのですが…
やはり「隣の芝生は青く見える」ということなのでしょうか。
でも海外の人から見る日本の習慣を知って、改めて気づくことがありますね。
あらためて食生活習慣を振り返ってみるのもいいかもしれません。
そして、日本と台湾、どちらの習慣だからいいというわけでなく、それぞれの文化や習慣をベースに、自分にあった方法を取り入れて、健康的に過ごすのが一番ですね。