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Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送ナルワンアワー(月曜日) - 2021-06-28_日本からのワクチン提供に感謝。「感謝のメッセージ広告」準備中!

  • 28 June, 2021
ナルワンアワー(月曜日)
3月に台北市のMRT中山駅の壁面を覆った東北の人たちから台湾の人たちへの感謝のメッセージ。今度はワクチン提供への感謝の気持ちを台湾から日本へ届けようと準備が進められている。予定では7月26日から東京駅と大阪駅に掲示される。(写真:3月にMRT中山駅の壁面に登場した感謝のメッセージ広告/CNA)

先週末(6/25)、日本が台湾に再び100万回分のアストラゼネカ製ワクチンを無償提供すると発表しました。

これは、5月に入ってから域内感染が広がり、ワクチン接種が急務となった中、ワクチン不足に悩んでいた台湾に手を差し伸べたもので、日本側では、東日本大震災の時にいち早く義援金を募り、支援してくれた台湾へ少しでも恩返しとなればという声が多く上がっていました。そして今回の決定は第2弾となります。

第1弾として、6月4日に日本から124万回分のアストラゼネカ製ワクチンが届けられた際には、蔡英文・総統をはじめ、新型コロナウイルス感染症対策本部である中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官ら多くの政府関係者から感謝のメッセージが届けられたほか、台北市のランドマークである「台北101」や「圓山大飯店(グランドホテル)」などでは感謝のメッセージが映し出されました。

さらには、6月13日付の産経新聞には、およそ130もの台湾系企業や団体が共同出資して、感謝の気持ちを伝える全面広告を掲載しました。

そしてそれだけでなく、より多くの人に台湾からの感謝の声を届けたいと、東京駅と大阪駅に“感謝のメッセージ広告”を出す準備が進められています。

この“感謝のメッセージ広告”の発起人は、台湾在住8年の人気ブロガー“台湾在住の日本人のおじさん”。

“台湾在住の日本人のおじさん”は、「台湾にずっと関心を持っている人やよくフェイスブックを見る人以外は、実はこれほどに一般の台湾の人たちからも『感謝の声』が届けられているのを見たことがある日本人は少ないのではないか」ということに気づき、「こんなにたくさんの台湾人からの感謝の声が多くの日本人に届かないなんてもったいない!」と、自らが発起人として立ち上がったんだそうです。

そして、3月に台北市の中山駅の壁面に、“東北の人から台湾の人へ”「東日本大震災の際の支援への感謝のメッセージ」パネルを設置した、向日遊顧問有限公司の向井純さんと協力して、ネットで資金を募り、東京駅と大阪駅の壁面に、今度は台湾から日本へ、ワクチン提供への「感謝のメッセージ広告」を出す計画を立てました。

その話題が紹介されると、なんと1日も経たずして、元々の目標であった東京駅のパネル掲載費用分を超える80万台湾元(日本円およそ320万円)の募金が集まり、その後もどんどん増え、早い段階で大阪駅掲載分費用も併せた目標金額120万元(およそ480万円)を達成したため、予定よりも早く締め切り、現在、掲載に向けて準備に入っているところです。

“台湾在住の日本人のおじさん”は、元々6月30日まで募金を受け付ける予定が、早く締め切ってしまったことの経緯を自身のフェイスブックページで詳しく説明し、感謝を伝える活動に参加したかったのに募集期間に間に合わなかった人たちへ申し訳ないと謝罪をしています。

それほどに多くの台湾の人たちから反響が来ていて、これからもどれだけ多くの台湾の人たちが感謝の気持ちを持ってくれているのかというのが伝わってきます。

また、“台湾在住の日本人のおじさん”はさらに、最近、台湾に贈られてきたアストラゼネカ製ワクチンを巡って、日本で悪意ある報道が出ていて、この記事を見て台湾と日本の関係を心配する人も少なくないことから、今回の「感謝のメッセージ広告」は多くの台湾の人が感謝していることをわかってもらえ、とても意義のあるものになるとしています。

「感謝のメッセージ広告」は、予定では7月26日から東京駅と大阪駅で掲示されます。

今、台湾に住んでいると、日本人というだけで本当にたくさんの台湾人から感謝の言葉を掛けられます。そんな台湾の人たちの気持ちが多くの日本人の目に触れるといいなと思います。

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