:::

Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送ナルワンアワー(月曜日) - 2021-03-22_台日の交流に新型コロナの影響なし!地方自治体の台日交流イベント

  • 22 March, 2021
ナルワンアワー(月曜日)
新型コロナの影響で今だ海外旅行ができない中、3月20日に「疑似出国体験」として、エバー航空と青森県が連携しフライトイベントを開催した。イベントでは搭乗待合室から機内まで青森県の特産品などが満載。青森県の三村申吾・知事も自ら青森の観光の見どころをユーモアを交えつつ紹介するビデオも放映。参加者は青森の魅力を満喫した。(写真:エバー航空と青森県のPRサイトよりスクリーンショット)

新型コロナの影響で海外旅行に行けなくなってしまって以降、台湾では「疑似出国体験」として、飛行機で台湾周辺を周遊しつつ、機内では特別メニューの機内食やイベントを楽しんだりするツアーが数多く行われています。

そんな「疑似出国体験」として、一昨日(3/20)、エバー航空と日本の青森県が連携し、「蘋安春來-幸福小旅行」と題したフライトイベントを行いました。

このイベントは、台北市の松山空港から飛び立ち、日本の与那国島周辺まで飛んだあと、折り返し、台湾本島や西の離島・澎湖を一周し、また松山空港に戻ってくるという3時間15分のフライト。

搭乗待合室では青森のねぶたの山車燈籠や、リンゴのオブジェが展示され、参加者が一緒に写真を撮れるようになっていた他、青森特産のリンゴを使ったクリームや発泡酒など、特産品も展示。さらには、出発式では青森県とオンラインでつなぎ、青森から「ミスねぶた」が「ねぶた祭」について紹介するなど、観光気分を盛り上げました。

また機内は、シートのヘッドレストカバーもリンゴがデザインされたものになっており、機内食ではリンゴジュース、新鮮なカットリンゴ、リンゴ茶を提供。更には青森の地酒「田酒特別純米酒」の試飲も行われるなど、青森ムード満載。また、青森県の三村申吾・県知事が自ら、青森県の年間を通しての観光の見どころをユーモアを交えながら紹介するビデオが流れ、参加者は青森の魅力を堪能しました。

エバー航空は1995年から不定期的に台北-青森間のチャーター便を運航していました。そして2019年7月からは週2便の定期運航となり、多い時には週5便に増やしたこともありました。今は新型コロナの影響を受け、運航は止まっていますが、コロナ後にはすぐに運航を復活できると信じて待ち続けています。

そんな縁があって行われた今回の“疑似出国”フライトイベント。179名の旅客が搭乗し、青森旅行の気分を楽しんだ他、さらには参加者に青森県庁が準備した、津軽びいどろのグラスや、りんごの“富士”、そして100%果汁のリンゴジュースなどのお土産も持ち帰っていました。

日本ロス、青森ロスになっている台湾の皆さんにとって、楽しい時間になったのではないでしょうか。また、エバー航空や青森県側も、今回の参加者のために、将来再び行き来ができるようになったときに使える様々な優待も準備していて、コロナ後の観光誘致に繋いでいきたい考えです。

このフライトイベントは台湾で日本を感じるイベントですが、一方、日本で台湾を感じるイベントも予定されています。

先日、台湾南部・台南から、日本の群馬県みなかみ町にたくさんの灯籠が送られ、無事に届きましたよというメッセージが灯籠を手にしたみなかみ町観光協会のスタッフの写真と共に台南市へと寄せられました。

この燈籠には、台南の市民、消防士、そして新型コロナの防疫に携わる人々の幸福を願った手書きの絵が描かれていて、今年の旧正月の際に、台南市の消防局の外壁に飾られ、台南の夜の街を彩るとともに、新型コロナに前線で戦ってくれている人たちへのエールを送りました。

その燈籠560個を今回、台南市と友好都市協定を結んでいる群馬県みなかみ町へ。

来月4月から6月にかけて、多くの人が訪れる、上越新幹線「上毛高原駅」と、みなかみ町の「たくみの里」に展示される予定です。

みなかみ町と台南市は2013年に友好都市協定を結んで以来、町民や学生が台南を訪れたり、台南の名産である愛文マンゴーをみなかみ町が紹介したりと、長年にわたり積極的に国際交流活動を行ってきました。

今は新型コロナの影響で行き来はできなくなってしまっていますが、それでも、国際交流に影響はない!と、台南を訪れることができない日本の皆さんに、台南の風情を感じてもらおうと、台南市とみなかみ町が協力して、このランタンの展示を行うこととし、今回、このランタンたちがみなかみ町に送られました。

台南市の黃偉哲・市長も、「この展示を通して、日本の皆さんに台南の季節の祭りの雰囲気を楽しんでもらいたいのと同時に、みなかみ町の皆さんの幸福と平安を祈るとともに、遠く台南からの温かさを感じてもらえれば」としています。

日本と台湾、今はお互いに行き来することはできませんが、それぞれの場所で様々な形での交流が続いています。

Program Host

関連のメッセージ