今シーズン、日本のプロ野球では8人の台湾の選手がプレーします。そのうち5人が「外国人選手」扱いとなります。日本のプロ野球において “外国人枠”と呼ばれる、外国人選手が出場できる枠「出場選手登録」、つまり「一軍登録」できるのは各球団4人までで、かつ投手または野手として同時に登録申請できるのはそれぞれ3人までという規定があります。そのため、多くの外国人選手がいる球団ではこの4枠をめぐるチーム内での競争もし烈です。
今シーズンは新型肺炎の影響で開幕が遅れ、試合の日程が過密になっていることから、“選手の負担軽減”を考慮して様々な特別ルールを設けたのですが、その中に「外国人枠」を今シーズンは4人から5人に拡大するというものがありました。
この特別ルールを受け先日、台湾では台湾出身選手の誰が一番恩恵を受けるのか?という分析が行われていました。
外国人枠が1枠増え、選手たちにチャンスが広がったことで、もしかしたら日本の野球ファンが台湾出身選手の活躍を目にする機会も増えるかもしれませんね。
(編集:中野理絵/王淑卿)