台湾の漫画の大家蕭言中が行政院文化部の支援を受けて、海外巡回個展をスタートさせました。最初の展示先は、日本の東京です。10月5日から18日まで東京で個展が開かれています。
今回出展されている作品が用いられた「指剣画派(しけんがは)」という独特な技法は、蕭言中が30年間試行模索して、ようやく見つけた新しい表現方法です。これは、ペンを使わず、指で直接にペンタブレットで線を描き、一筆で書けるシンプルな線で書を書くように作品を描いています。
個展の開会式に出席した、日本のキャラクターブランド・ライセンス協会の副理事長を務める、サンリオファーイースの東山社長は、一目で蕭言中の作品を見た時、心を奪われたと絶賛しました。
30年以上台湾のオリジナル漫画のために頑張ってきた蕭言中は、台湾の漫画は台湾だけに止まらず、世界に向けて発信すべきと話し、海外の人々に台湾の素敵なオリジナル作品を見せて、作品のエネルギーをもって世界に認めてもらおうとしています。
個展は10月18日まで、東京の渋谷区にあるUltra Super New Galleryにて開催されています。開館時間は午前10時から午後7時までです。
(編集:林蕙如/王淑卿)