台湾の文化を最も表現できる歌を一曲あげるとしたら、それはどのような歌でしょうか?今週ご紹介する歌、董事長楽団(ザ・チェアマン)の「衆神護台湾」は、まさにそのような一曲だと言えます。
ザ・チェアマンは、台湾の六人組ロックバンドです。1997年に結成されてから、メンバーの退団、ボーカルの死去などの困難を経ても、台湾、そして台湾最大の方言、台湾語の美しさをアピールすることに尽力しています。
特に彼らが2010年に発表した歌、「衆神護台湾」(神々が見守る台湾)は、台湾の伝統楽器を取り入れ、台湾人お馴染みの宗教文化を歌っている、台湾らしさたっぷりの一曲で好評されています。
ザ・チェアマンは、今年の初めに、日本のバンド「妖の鬼狐」とコラボして、この歌を台湾語と日本語によるデュエルソングにリメイクし、日本へ進出すると発表しました。台湾の伝統楽器と日本のロックを融合させたリメイク版は、どのような感じになるのでしょうか、楽しみですね。
(編集:曾輿婷/王淑卿)